『三浦春馬ドラマ』に苦情殺到!? まだまだ続く衝撃余波

楽しみにしていた人も多いのでは（番組公式ツイッターより）

『三浦春馬ドラマ』に苦情殺到!? まだまだ続く衝撃余波

宣伝の仕方に問題が

あまりに衝撃すぎた三浦春馬さん（享年30）の死。

今月4日には所属事務所であった大手芸能プロダクションのアミューズが、公式サイトで三浦さんの四十九日を報告。

それと同時に三浦さんに関するさまざまなアナウンスを行った。

「本人の生前の人気ぶりを思わせるように、一向に収まらない報道すべてにクギを刺すような実質的な警告文。そのなかで三浦さんの未公開の作品に関しても言及していたが、その部分が波紋を呼んでいる」（情報番組プロデューサー）

サイトによると『未公開の作品に関しては関係者との協議を重ね、放送に向けて調整を進めていく（※一部抜粋し要約）』とされていたが。

「たしかにファンにとっては埋もれてしまうよりは目にしたいという気持ちもあるでしょう。だからといってそれを何度も何度もCMで流されると……『どんな気持ちで観れば良いかわからない』と悲痛な叫びを訴えるファンも多い」（同前）

問題となっているのは、TBSが今月15日から放送する三浦さん出演の連続ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』。

三浦さんの生前に当初の内容の半分ほど撮り終えていた同作、全4話に短縮編集することで無事放送に漕ぎつけたようだが。

「コロナ禍で各ドラマの放送スケジュールがめちゃくちゃになっていたのがある意味不幸中の幸いだった。もともと4話のドラマだったと思えば不自然なことではないが、その宣伝方法に疑問の声が上がっている」（他局ドラマ関係者）

番組ホームページには、三浦さんの不幸が一切無かったような作りで、三浦さんのドラマにかける意気込みなどもそのまま掲載されているようだ。

そしてもっとも批判の対象になっているのは、前出の通りそのテレビスポットCM。

「こちらもコロナ禍で、現在どのテレビ局もスポンサー苦境でCMが入りにくいので、どうしても自社番組の宣伝が多くなる。それも相まって現在『おカネ～』のCMが相当な数で流れている。そこには笑顔でラブコメディを演じる三浦さんの姿があるが『亡くなった方を宣伝にまで使うのはどうか』という意見がとてつもなく多い」（同前）

現在、放送するTBSにはクレームが相次ぎ、その矛先は所属事務所にまで向かっているというが。

「そもそも、所属事務所が許可を出しているからTBSも躊躇せずに宣伝しているのでしょう。しかし、いくらなんでもヤリ過ぎ感が否めない。アミューズ側も『三浦さんの死は事務所のせい』という一部報道に腹を立てて、ヤケになっているのかもしれない」（芸能事務所関係者）

同作が三浦さんの遺作となるだけに、場外乱闘のゴタゴタは関係なく、純粋に作品を楽しみたいものだ……。（ 瀬戸ジーニアス）