どうなるでしょうか（公式HPより）
深刻コロナ余波 24時間・27時間テレビがピンチに!?
続々と中止が続く中……
当サイトでも再三再四報じている、新型コロナによるテレビ・芸能業界の大損害。
特に、バラエティや情報番組とは違い誤魔化しのきかない、連続ドラマは最悪の事態だ。
「4月クールはTBSの超目玉『半沢直樹』の続編もあったが、いまだ第1話すら放送されていない。他局も目玉ドラマが多かったが、一部、スケジュール都合でコロナ前に撮り終えていた作品以外は、8月末頃まで放送がずれ込むのでは」（ドラマプロデューサー）
そして、各テレビ局によってそれ以上に痛いのが、歴史ある超大型番組の消失だ。
5月末の段階で、まずはTBSが、放送予定が伸び伸びになっていた『オールスター感謝祭』の中止を発表。
そして遂にフジテレビも『27時間テレビ』の中止を発表した。
「共に30年近く続く、局の一大プロジェクト。特にフジの27時間テレビは、その名前の通り日テレの元祖に対抗心ムキ出しで後追いし、さまざまな話題を作った。しかしながら出演タレント数も数百人、とりまき他、全スタッフ含めたら数千人が集まるような生放送や収録が、今の状況で出来るはずがない、という判断が下った」（バラエティ演出家）
そうなると、あとは前述された最後の砦である日本テレビの『24時間テレビ』だ。
こちらの番組は、大義名分として『チャリティー』を目的にしているものであるが。
「一番歴史が長いし、社会貢献という狙いもあるので、他局のようにおいそれと中止を決められるものではない。連日、局の上層部が専門家も交えて実現の可能性を探っているようだが、例年通りには出来ないという声が圧倒的」（前出演出家）
一番の目玉は、旬のタレントが24時間走り続けるチャリティーマラソンだが。
「もともと酷暑となっている現代において、真夏にあれだけ走るのは虐待行為に近いと非難されていた。一部報道でランナーには高額ギャラが出るとあったため、そもそもの目的が失われているという声もあった。沿道に大観衆が集まり、警備も含めたらマラソンだけで千人規模のスタッフが必要。既に難しいと判断されているらしい」（日本テレビ関係者）
仮にマラソンは中止になるとして、全体的にはどうか。
「日本武道館級の会場に、募金のために観客が集まるというのもまず不可能。しかし、ありとあらゆる可能性を模索して番組自体の完全中止は避けたい意向。かなり規模を縮小して、ほそぼそとやる程度になるのでは」（同前）
いっそのこと “その制作費を全額寄付に回した方が有意義” という声も多いようだが果たして……。（ 瀬戸ジーニアス）
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