柴咲コウ 事務所から独立でそのまま芸能界引退説を追う
視聴率で一喜一憂したくない
柴咲コウ(38)が、年内にも活動縮小。女優業を休止するのではないかという情報が出ている。
彼女は去る3月末、14歳のときから所属していた大手事務所を退職。個人事務所を立ち上げ、社長として活動することを発表している。
「柴崎の独立説は、以前からささやかれていました。今回独立が決まったことにしても、事務所とは方向性が違い、長い間話し合いを続けてきたようです。結局、ケンカ別れはなかったものの、元所属事務所も提携するほど積極的な関係を築けなかったようです」(芸能プロ関係者)
柴崎と前所属事務所との方向性の違いとはなんだったのか。
「元所属事務所としては女優として確固たる地位を築いてきたので、今後もそれで進みたい。しかし、柴咲は歌手を中心にアーティスト活動や、社会活動もおこないたいようです」(前出・芸能ライター)
柴咲は女優としてトップクラスの実力者だが、歌手としてもなかなかなもの。2002年、シングル『Trust my feelings』でデビュー。03年、RUI(ルイ)名で歌った映画『黄泉がえり』の主題歌『月のしずく』が100万枚のミリオンセール。04年には、ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』の主題歌『かたち あるもの』も60万枚を超えるヒット。歌手としてもトップクラスの実力だ。
「柴咲は音楽活動の一貫としてチャリティーコンサートを考えています。またプレオーガニックコットン(農薬の基準を守り、栽培時に、社会的規範を守った綿花)や化学調味料を使わないレトルト食品の販売など、社会的視点で事業をしたいようです」(前出・芸能ライター)
成功の見通しがあるのか、皆目見当がつかないが、柴咲が女優以外の仕事に生きがいを求めているのは確かなようだ。
「柴咲は女優業に興味を持っていないという話もあります。視聴率で一喜一憂するのが嫌なんだとか。とくに17年に放送されたNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』は、平均視聴率12・8%と大敗。大河ドラマは平均視聴率15%以上が及第点だったために、彼女は徹底的に叩かれた。そのあたりから女優業の廃業を考えていたといいます」(テレビ雑誌編集者)
大河の前々年の15年、柴崎はドラマ『〇〇妻』(日本テレビ)で好演。平均視聴率14・3%をマーク。民放では視聴率10%以上が合格点なので、彼女は大ヒットを記録したこともある。
「彼女はヒットを飛ばしたのに、次の作品がダメだと手のひら返しで悪くいわれる。そういうテレビの慣習を嫌っているそうです。だから女優に見切りをつけたといいます」(前出・テレビ雑誌編集者)
彼女は、現在、放映中の連続テレビ小説『エール』にオペラ歌手としてショットで出ている程度。
「彼女は女優、音楽、食品販売、トータル的に会社経営を考えているようです。小さいころ両親とアパート住まいで金銭的に苦労した。そのため事業欲は人一倍。会社を経営するうえで女優1人だけでは運営できない。近い将来、完全休止に入り、社長業専念。新人タレントのスカウトに力を入れるようです」(前出・テレビ雑誌編集者)
個性派女優として人気が高かったが、あの演技は見られなくなるのか……。(フルキカズヤ)
ドラマの視聴率が悪いと必ず主演俳優が叩かれるのはおかしいね。役者の演技 演出 台本 BGM 時代考証 宣伝 いくつもの要素が噛み合って構成されてる。どんなに役者の演技が良くても宣伝が薄かったり脚本が興味を引くものでなければ視聴者に相手にされない。視聴率悪いと何でも役者のせいにする行為って本当に馬鹿げてる。
あ、すごいです!