【速報】長瀬智也　退所のホントの動機ついに判明

もうアイドルなんてやってらんない？（公式プロフィールより）

【速報】長瀬智也 退所のホントの動機ついに判明

目指すはソロ活動かそれとも……

中居正広が２月に退所を発表したジャニーズ事務所からは、ＴＯＫＩＯの長瀬智也も２０２１年の春以降に脱退すると週刊文春が伝えている。記事では、長瀬がすでに決定しているドラマ出演などの仕事を終えた後に辞めると事務所に伝えたという。文春記者に直撃された長瀬は否定せずに、「ちょっと言えない」と口を濁した。

この話で「脱退者続出でジャニーズ崩壊へ」という見方をする者もいるが、実のところタレントと事務所との対立図式は部外者が思うほど強くはない。

ＳＭＡＰの香取慎吾ら「新しい地図」の３名が抜けたのは、元マネージャー飯島三智氏がジャニーズ事務所の役員と揉めたことが発端だから、これは対立が原因だったが、中居の独立はジャニーズ側との人間関係のもつれは聞かれない。

同様に錦戸亮、渋谷すばる、赤西仁、田中聖ら過去の脱退組も同じだ。

彼らの離脱の動機は「他にやりたいこと」があって、それがジャニーズにいるとできにくいというものだ。ジャニーズというのは「歌って踊るアイドル」が基本軸で、それは嵐のようにコンサートチケットの争奪戦を生んで、それを優位にさせるファンクラブ会員を増やすボロ儲けビジネスモデルが美味しすぎるからなのである。

しかし、そのアイドル路線に嫌気がさし、たとえファンが減ってもロックやヒップホップなどをアーティスティックにやりたかったから赤西たちは抜けたのである。

彼らの決意は皮肉にも、ジャニーズ時代の報酬が高かったことも一因だ。十分な貯えがあったからこそ「金よりやりたいこと」にシフトできた。嵐の大野智が「辞めたい」と漏らし休業することになったのも同じ理由だ。

長瀬の脱退も同じだ。

浜崎あゆみと住んでいた時代の長瀬宅に入ったことがあるが、彼はそこでバイクのメンテナンスに夢中だった。繁華街で遊び歩くより黙って趣味に没頭するタイプ。料理にハマると休日はそれしかやらなくなる。ＴＯＫＩＯはジャニーズの中でも数少ない本格的バンドであるのに、なぜか集客力が弱くコンサートは５年に１度になってしまい、昨年に予定していた２５周年記念は山口達也のわいせつ事件で吹っ飛び、「音楽活動休止」となった。

「そのために曲を書いて準備していた長瀬はキレたんです。彼はＴＯＫＩＯのメンバーに『４人でもライブやろう』と言ったけど、反対する人がいたらしい。結果『俺はシンガーソングライターに転向して、他の仕事はもうやりたくない』と言い出したと聞きます」（ジャニーズ取材の長い芸能記者）

２５周年にバンドで披露されるはずだった曲が長瀬のソロで歌われるのだとしたらＴＯＫＩＯファンの涙なしでは聞けないものになるだろう。（片岡亮／ＮＥＷＳＩＤＥＲ）