【東京医大事件余波】逮捕されたフィクサーに俳優Oが怯えている
タニマチに利用されたか
東京医大の裏口入学の余波が広がっている。
8月初旬、入試における女子受験者の一律減点も発覚。東京医大は第三者委員会の調査結果を…
【東京医大事件余波】逮捕されたフィクサーに俳優Oが怯えている
タニマチに利用されたか
東京医大の裏口入学の余波が広がっている。
8月初旬、入試における女子受験者の一律減点も発覚。
東京医大は第三者委員会の調査結果を公表し、「大学としては認識していなかった」とシラを切った。
一方で、文科省などのキャリア官僚と大学などを結ぶ、フィクサーの存在に世間の耳目が集まっている。
元会社役員の谷口浩司(47)だ。
彼は、東京医大の臼井正彦前理事長(77)と前文科省科学技術・学術政策局長の佐野太(59)をつなげたとされる人物である。
この事件で佐野による東京医大側に助言・指導を仲介した受託収賄幇助で逮捕・起訴。
さらに別に、文部科学省の前国際統括官への贈賄容疑で再逮捕されている。
「谷口は、日体大卒の元整体師ですよ。
ある参院議員の元政策顧問で、官僚に近づくときには議員の名刺を取り出し、政界人脈をひけらかしていました。
政治家に取り入り、人脈を形成していくのは詐欺師の典型的な手口です」(社会部記者)
官僚に便宜を図ってもらう見返りに、大学などから巨額の金銭を引き出していたとされるが、その人脈は芸能界にも及んでいた。
「俳優O、女優N、元横綱Mなどと昵懇の間柄だったといいます。
表向きはタニマチですが、その一方で、彼はビジネスの相手を信用させるための道具として芸能人を使っていたそうです。
『女優Nも呼んでいるから』と言えば、相手は信用しますわ。
主戦場は銀座のクラブで、一晩で数百万を使うこともあったとか」(大手紙記者)
銀座で接待を繰り返し、人脈を広げる手法は、戦後最大の汚職事件と言われた旧大蔵省のノーパンしゃぶしゃぶ事件を彷彿とさせる。
さらに8月上旬、谷口をめぐって新たな動きがあった。
「谷口の妻」を名乗る人物がwebサイトを開設し、反論を始めたのだ。
「webサイトには事件の真相を知るべく立ち上げたと記しています。
『主犯』と呼ぶ野党議員の実名をはじめ、関係者の写真、裏口入学した学生の受験結果など、開設者が知る情報が列挙されていますが、真偽は不明。
社会部記者たちは裏取り取材に走っています」(前出・社会部記者)
事件は関係者による泥仕合の様相を見せている。(狩野玖太)
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