【被害者告白】まだまだ悪徳業者が暗躍「JKビジネスの闇」

秋葉原でも営業は続いているという

「店長に“援交しよう”って持ちかけられました」

メイドカフェで“裏オプ”

若い女の子と気軽にスキンシップを楽しめることで人気の「メイド喫茶」。そのほとんどが健全店であるが、中には少女を利用し富を得る悪い輩もいるようだ。

今年1月、新宿歌舞伎町で営業する『メイドカフェP』で未成年の少女を夜10以降も働かせていたとして、経営者のH容疑者が風営法違反で逮捕された。

「この店は昨年オープンしたばかりの店ですが、たしかに明らかにJKじゃないかという子が遅くまで働いていたので大丈夫かな? と思っていました。店名はカフェとなっていますが、実際は『無制限飲み放題2000円』を謳うバーで、未成年の子に飲酒させていたんじゃないかという疑惑もあります」(歌舞伎町の飲食店経営者)

この経営者の男は、取り調べ時に「アイドル志望の子たちが店が作りたかった」と供述している。H容疑者は以前からアイドル業界では有名ヲタとして知られた存在であり、ツイッターのアカウントには『元某国民的アイドルグループコンサル』と書かれていた。アイドル業界などの事情にくわしい関係者はこう語る。

「Hはもともとアイドル関連商品の転売など、様々な商売をしていましたが、そのなかでも最近調子がよかったのが飲食業です。新宿のほかにも池袋『L』、秋葉原『C』という系列店があり逮捕後もかわらず営業を続けているようです。しかし、そちらの店では色々と怪しいことをしていると噂を聞きました」(前出の経営者)

調べたところ歌舞伎町店はいまでも営業を継続中。さらに池袋と秋葉原の店もかわらずに営業をしているようだ。取材班は、過去このグループで勤務した経験を持つ女性に接触。その実態について、驚くべき話を聞く事ができた。

「JKのお店って、いわゆる“裏オプ”っていうのあるじゃないですか。『お金を払えばエッチなことしてあげるよ』というサービスなんですけど、あそこのお店はあからさまに、そういう事をしているんです。メニュー表があって、そこには『散歩』『添い寝』とか色々書かれてあるんですが、その値段が高いのだと数万円したり。これって完全に風俗の料金メニューと一緒ですよね。最初から、そういう目的のお客さんを集めて商売しようとしてるんです。過去にHから援交を持ちかけられたJKのキャストもたくさんいて、寮と称してJKや家出少女を歌舞伎町のマンションに住まわせてたりしました。精神的に辛くなって辞めてく子も多いですよ」(勤務経験のある大学生、22歳)

少女売春の温床といわれたJKビジネス。東京都では2017年に「特定異性接客営業等の規制に関する条例」という、いわゆるJKビジネス規制条例を施行し、18歳未満の女性が店員として働く店に関して厳しい規制を開始した。しかし警察当局と業者のいたちごっこは続き、摘発されてはまた新たなサービスを始めるケースが後を絶たない。この風営法違反で経営者が逮捕された『メイドカフェP』はまさに、そのケースに当たるといえる。現在のJKビジネスの実態について、法律にのっとり健全なメイドカフェを経営する男性店長はこう語った。

「経営者自身が未成年好きだったり、単純に儲かるからと、少女を働かせる店がまだまだあるんですよ。マジメにやっているうちらからすると、そういった違法業者のせいで同一視され警察の目も厳しくなるからたまりません。萌え系やJK店のほとんどが健全にやってますから勘違いしてほしくないですね未成年の子にエンコーの斡旋をするという行為自体、本当にダメなことですから、そういった悪徳業者は今すぐに無くなってほしいですね」

「アイドルになりたい子」を集めて違法行為をさせる。そんな事は当然許されることではない。

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