【ドラッグ汚染】韓国の「整形手術用麻酔」が日本上陸

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【ドラッグ汚染】韓国の「整形手術用麻酔」が日本上陸

医者も「施術より転売したほうがおいしい」

美容整形大国といわれる韓国には、それ目当てでの渡航者も多い。

“美”で売っているわけではない芸人の岡村隆史までも「韓国旅行で済ませてきた」と公言するほどだが、高須クリニックの高須克弥院長は以前、雑誌のインタビューで「玉石混交で怪しげな医者も多く、健全とは言えない」とも言っていた。実際、中にはまぶたを二重にする程度のつもりで来た客に、大規模な手術のセールスをして「まるで別人」の顔面大改造になってしまったトラブル例もある。

実は、「その手術の際に使う麻酔薬をドラッグとして転売する連中もいて、これが最近、日本にかなり入ってきている」という話がある。薬物犯罪に詳しい筋によると、整形外科に薬物を仕入れに行く日本人が増えているのだという。

「医療用大麻の使用が議論になっているのと同じで、医薬品と麻薬は表裏一体。医療用なら許可されるモルヒネも、悪用すれば麻薬になるわけですが、一部のクリニックが巧妙な手口で麻薬成分のある薬を転売しているんですよ」(事情通)

韓国ではタレント99%が何らかの整形をしているというデータがあり、10代女性330人への調査で約9割が経験済みだとの回答が出たこともある。

「大規模な手術では、顔面を切り開いて骨を削ったり、骨を一部切り取って鼻の先に移植したりするので、かなり強い麻酔を必要とするんですよ。当然、術後に痛みが出るものにもモルヒネの誘導体でもある痛み止めを処方しますから、大量に転売して麻薬同然の扱いにしている連中がいるんです。韓国の薬事法は日本以上に厳しいところもあるんですが、クリニック側も大量に薬物を売るのは施術より楽に儲けになりますし、なにより急激に広がった美容整形の医院を当局が監視しきれていないのが実情です」

実際に韓国では以前、睡眠麻酔剤のプロポフォールを常習的に摂取していた複数の女優らが揃って有罪になったこともある。13年、ドラマ『会いたい』などで知られるチャンミ・イネがプロポフォールの依存症となって乱用、違法投与の罪で執行猶予付きの判決を受けた。「それだって当時、プロポフォールは副作用の危険性から管理が厳格化されたばかりだったのに、です。韓国では金を積めば何でも手に入るところが昔から変わっていません」

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