【極秘情報】六本木ドラッグ拠点摘発 次のターゲット「S」とは

薬物汚染が拡大している(写真はイメージ)

【極秘情報】六本木ドラッグ拠点摘発
次のターゲット「S」とは

人呼んで「六本木のクスリ箱」

ピエール瀧被告(52)の逮捕以来、各地で薬物捜査が進んでいる。
「瀧の逮捕はマトリの大金星ですが、それに触発されたのが永遠のライバルとされた警視庁の組対五課ですよ。さらに警察庁が音頭を取り、全国警察に対し、『薬物を根絶せよ』とハッパをかけていることもあり、全国で薬物事件の摘発が相次いでいます。今月は、広域組織の麻薬ネットワークが摘発されました」(社会部記者)
逮捕劇は連続して起きた。
「4月11日の京都では、販売目的でコカインを購入した疑いでクラブで活動する音楽家の男(40)ら4人が逮捕されました。彼らにコカインを販売した30代の現役組員も逮捕されています」(同上)
翌日4月12日は立て続けに動きがあった。
「東京・豊島区では暴力団員ら2人が、愛知県の客に郵便で麻薬を送付した容疑で逮捕されました。目黒区では大麻所持容疑で2人の男が逮捕されました。都内のマンションを倉庫代わりにして大麻を密売したとみられています。マンションからはコカインや合成麻薬MDMAも見つかっています。埼玉では大麻栽培工場が摘発されました」(同上)
昨年末から「いつか弾ける」と言われていた六本木の”クスリの総本山”が摘発されたのは、そのちょうど同時期のことだ。
「4月12日までにバー『パワーハウス』の店長らナイジェリア国籍の男4人が逮捕されました。4人は店内で『麻布パケ』と呼ばれるイラスト入りパッケージに入った覚醒剤10万円相当を所持。他にもコカイン18万円相当などが押収された。昨年から『クスリの拠点だ』という情報提供が相次ぎ、組対部の腕利き刑事たちが潜入捜査を続けてきた結果ですよ」(捜査関係者)
そんな中、次なるターゲットと目されている店がある。
「”六本木のクスリ箱”と呼ばれている『S』ですよ。パワーハウスからも近いエリアにある、知る人ぞ知るモデルや俳優などにも人気の店。 すでに内偵が進んでおり、突き上げ捜査の末に六本木界隈の元締めと目されている人物の逮捕まで視野に入れています。元締めは六本木の大物。この摘発により、六本木を取り巻く情勢は様変わりするでしょう」(同上)
オリンピック前に東京のクスリは一掃されそうだ。(狩野玖太)

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