TVキー局職員「就活生と重大トラブル」捜査着手

痴情のもつれってことで解決すればいいけど…

TVキー局職員「就活生と重大トラブル」捜査着手

近く聞き取り調査も

「某テレビ局の若手社員が就活のために訪れた女子大生を無理やり犯し、そろそろ事件化するらしい――」
そんな情報がメディアの間に駆け巡ったのは3月中旬のこと。被害女性は怒り心頭で最寄りの警察署に被害相談に訪れたというのだ。
スポーツ紙記者が明かす。
「その発端となったのは、ある裏情報サイトの一行情報でした。その若手社員は女子大生に対し、『俺が上司を紹介させてやるよ。口利きできるって』と居酒屋に誘い出し、さんざん酒を飲ませた挙げ句、自宅に連れ帰ってエッチをしたと。翌朝、酩酊状態の女子大生が『なんてことしてくれるの』と激怒し、警察に駆け込んだというのです」
その情報は瞬く間にメディアの間で広まり、警視庁の事件担当記者が取材に動く事態になったという。結果、数社が警察署に問い合わせたようだ。
テレビ局関係者がいう。
「うちの社内でもかなり話題になっていました。被害相談の一件は局上層部にも伝わっていて、近く若手社員の聞き取り調査が始まるといいます。でも、その若手社員は『和姦だった』と主張しているみたいです」
就活女性相手の女性トラブルとしては、過去には共同通信の採用担当幹部が女子大生をホテルに誘い出した一件が週刊文春に報じられるなど、枚挙に暇ない。そして、今月上旬には同誌が大手ゼネコン大林組の男性社員が就活生と肉体関係を持ったことが報じられた。
だが、ある大手企業の採用担当者は苦笑交じりにいう。
「OB訪問なんて昔からあったけど、そんなのは当時から社員と女子大生の出会いの場に決まってるじゃない。ここ数年で女性へのセクハラ、パワハラにノーを突きつける風潮が急速に強まり、途端に問題が表面化しただけ。その時代に合わせ、われわれの業界では『就活生は絶対手を出してはいけない』というのは暗黙の了解です」
冒頭の事件に戻ろう。その後、捜査はどのように進んでいくのか。
前出のスポーツ紙記者がいう。
「まったく見ず知らずの女性を自宅に連れ込んだわけではない。『口利きできる』というのは脅し文句ではなく、単なる誘い文句なので、立件のハードルは低いと見られています。いわば男女間の痴情のもつれということで処理される見通しです」
大騒ぎする話じゃないのかも。

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