【怪情報】 メイウェザーが御徒町で買った 「18億円の凄いブツ」とは
このくらいの額はなんてことない?
50戦全勝のまま引退した元プロボクシング世界王者のフロイド・メイウェザーが昨年の大晦日、キックボクサーの那須川天心とエキシビションマッチを行なったファイトマネーについて「1000万ドル(約11億円)以上だった」と明かしていたが、海外のボクシング関係者はこれを事実だと見ていない。
興行収益の相場を知らない日本ではそれを真に受けている様子だが、試合を組んだRIZINの予算総額はその額より低いと言われ、そもそも、エキシビションに11億円も支払えるほどに資金潤沢ではないのは、他のマッチメイクや興行規模に表れている。
同時にメイウェザーは「別のエキシビションマッチで90億円のオファーをもらった」などと、これまた嘘くさい話をしているが、15年9月に「引退試合」として行なったアンドレ・ベルトとの世界タイトルマッチでもファイトマネーはその3分の1程度で、それも有料放送が50万件も売れて利益を生んだからの話だった。こうして毎度、適当に高い数字をでっち上げては自分の価値を高めるのは、彼の錬金術のひとつなのである。
「これは彼が引退したから言えること」とアメリカ人ボクシング記者。
「現役時代に同じことを言ったら辻褄が合わなくなっていたでしょう。なぜならアメリカではファイトマネーは公になっていて、実際の相場をごまかせない。あくまで引退したから言いたい放題なのです」
ただ、大風呂敷を広げる男も明かさなかった「本当の数字」を示すひとつの情報をキャッチした。
メイウェザーは昨年末の来日時、日本のボクシング関係者と会って歓談した後、東京・御徒町の高級時計店で、なんと18億円ものプレミア腕時計を買ったというのである。当然、プライベートのことだから当時は記事になることもなかった。
「その腕時計は来日前からブローカーを通じて依頼された特注品なんですが、不思議なのは、なぜわざわざ日本で買ったのかが分からないんです。何かカラクリがありそうなんですけどねえ」と関係者。
外国人が日本で買う高級腕時計といえば、日本の販売会社が海外から持ち込んで消費税の還付を不正に受けるという違法なシロモノが横行していて、ときどき摘発を受けている。もし販売側が18億円の腕時計でこの違法行為をした場合、1億4千万円も騙し取れることになるが、時計店は「政財界の超大物も出入りする店」とあって、違法行為は考えにくい。
また、弁護士や税理士など知恵ある側近がズラリ揃うメイウェザーが、そんなチンケな闇業者に関わるはずもない。
なぜ日本で超高級時計を買ったのかは不明だが、関係者によると、メイウェザーは自身が持つボクシングの興行会社と契約する若い選手の売り込みのほか、フィットネスや中古自動車に関わるビジネスの商談もして帰ったというから、桁違いの貪欲さだけは本物だったようだ。(片岡亮/NEWSIDER)
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