【舞台裏】ATM18億円不正引き出し事件の深すぎる闇

【舞台裏】主犯格ついに逮捕
ATM18億円不正引き出し事件の深すぎる闇

400人の不良は、なぜ動いたのか

2016年5月15日。日曜日の早朝、全国17都道府県で同時多発的に多額の金が引き出される事件が発生した。その額およそ18億円。実行役になったのは「組織の人間」と「その周辺者」だった。
「シノギの話が広がったのはこの年の4月くらいだった。パクられるリスクがほとんどないってことだから、バイト感覚で乗る人間が多かった」
そう語るのはこの「シノギ」の誘いを受けた男だ。巻頭に拠点を置く組織の構成員である。日本全国の裏社会を巻き込んだ壮大なシノギについては、これまで断片的に情報が出る程度でその全貌は見えていなかったが…
2月4日、主犯格とされる男が逮捕されたことで事態が動いた。男の名は「井上勇」。90年代、渋谷の伝説のチーマーとしてその名が広まっていた人物だ。
「この事件の絵を描いたのは、井上だよ。井上ひとりでやったんだ」(組織関係者)
渋谷のアンダーグラウンドから成り上がった男は、どのようにして大事件を練り、実行したのか。その裏には知られざる事実があったーー。詳細は2月28日発売『実話ナックルズ』4月号にて掲載する

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