【陰謀】なぜ真相が不明なのか
日韓バトルの元凶「レーダー照射問題」
黒幕は北朝鮮?
「バレては困る話」がある
日韓の対立を煽りまくっているレーダー照射問題は、専門家から「北朝鮮の黒幕説」が聞かれる。
「あまりに危険なレーダー照射でトラブルになるには、ここに至る明確な理由がないとおかしい。それは北朝鮮がカギ」と軍事ジャーナリストの青山智樹氏。
事件は昨年12月、能登半島沖を飛行中の海上自衛隊P1哨戒機が、韓国の駆逐艦「広開土大王」の火器管制レーダーを照射されたものだ。
日本側は「P1が航海中の船を見つけて接近したところ照射を受け、危険を感じて英語で問いかけたが返信はなかった」としているが、韓国側はこれに「日本の低空威嚇飛行があった」と強引な反論、これには韓国紙からも批判する向きがあるほどだ。
なにしろ国際協定により火器管制レーダーの使用は禁止されているからだ。
「相互に視認できるという日韓共通した認識で考えれば、数キロの近距離に迫っていたんでしょう。P1の主な監視対象は潜水艦ですが、洋上艦を発見した場合でも接近して写真撮影するのは通常の任務なんです。一方、韓国艦も対空監視は通常任務ですが、火器管制レーダーとなると話は別。照準をつけて撃ち落とすためのシステムだからです。
現代戦では相手の攻撃より先に対処しなければ命とり。その判断は瞬時にしなければならず、レーダー照射すれば瞬時に戦闘になってもおかしくなかったんです。なにしろ韓国艦がもし速射砲を持っていれば1分間に45発も撃てる。これより早く日本側は応戦しなければならなかった。そこまでのリスクを韓国が負ったのは隠された理由があったとしか思えません」
こう話す青山氏は多くの情報からシミュレーション分析。その中で出てきたのが「北朝鮮がらみ」のシナリオだった。
韓国艦は当時、「遭難した北朝鮮漁船を人道的に救助していた」としたが、その詳細は一切出されず、「現場は日本の排他的経済水域内で、救助は日本に求めるのが常識なのに、韓国艦は日本に協力を求めなかった」と青山氏。
「だから漁船救助は信じがたい話で、ひとつには北朝鮮が韓国軍と水面下で裏取引で物資のやり取りをしていた可能性があります。これは米韓日の制裁協定を破ることになるので、絶対にバレては困る話。ただ、裏取引するには場所が不可解でもあって、それ以外では韓国軍が北朝鮮の工作員を日本に送り込む協力をしていた可能性もあります。
なにしろ北の不審船の日本沿岸への漂着はここ5年で100隻ともいわれるほど増えているのに、いずれも日本海を超えられるとは思えないオンボロ船ばかり。韓国軍の手引きがある可能性は日本以外の周辺国の専門家も疑っていたことなんです」
なんとも驚きの見解だが、韓国軍の怪しい動きはそう見ないと説明がつかないのもたしか。もしその見立てどおりであれば韓国は口が裂けても真相を明かせないことになる。
ただ、韓国では都市部を中心に日本で言われているほどには反日ムードが高くなく、親日派も少なくない若者が就職難の解決策として日本企業への就職希望を高めており、これを政府が支援するという二枚舌の方針を取っているところもある。
それなら日本はその状況を利用して、韓国政府に圧力を強めることも対抗策ではないだろうか。(片岡亮)
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