【瓜田速報】投資詐欺逮捕KINGの目立ち方がハンパな件

【瓜田速報】 投資詐欺逮捕”KING”の
目立ち方がハンパすぎる件

瓜田純士 うりた・じゅんし。1979年、新宿歌舞伎町に生まれる。少年期を不良として過ごし、10代を暴力団に捧げて、獄中に。懲役で物書きに目覚める。著書に『ドブネズミのバラード』等多数。『遺書〜関東連合崩壊の真実とある兄弟の絆〜』がベストセラーとなる。地下格闘技やTHE OUTSIDERにはアウトローのカリスマとして参戦していた

なぜ多くの人が騙されたのか

昔から勘違いした痛いエセカリスマみたいな奴はいる。
億万長者風を吹かしてはいるものの蓋を開けてみればただの詐欺師がほとんどと言っていい。先日逮捕と同時に妙な恰好で歌を熱唱する動画がニュースに流れた”KING”こと銅子正人容疑者(41)は千葉にある投資会社「テキシアジャパンホールディングス」の会長らしい。
投資会社とは言っているものの、実態はないという。
「100万預ければ3パーセントの配当が貰える元気玉プロジェクト」と謳い、会社役員らから6000万近く騙し取ったのが逮捕容疑だ。この投資関連会社は全国から会員を募って460億円も集めていたらしい。ちょこっと金を預けただけで、配当が寝てても入ってくる。
なんとも美味しい話だけど、普通に考えてたったの100万ぽっちでそんな配当が発生するのはおかしいと思うのが当たり前。だけどこのやり方が巧妙なのは、元金が100万円という低額に設定されていることなんだろうな。1億預けて100万とか、1000万預けて30万とか言われてもそもそもそんな金は普通はないからね。
そんな金を動かせる裕福な奴等なら普通に銀行に置いとけば利息は出るんだから、こんな胡散臭い奴等に預けることなんてしない。金が欲しいけど大金はない。手元にある現金をなんとかして増やしたい。そんな欲を出した連中にとっては100万預けて3パーセントは魅力的だった筈だ。
なんでもこの会社は4段階にランクを分けて、上に行けば行くほど配当も増え、競争心を煽ったと言う。どこかのマルチ化粧品販売会社じゃないけど、上に行けば行くほど暮らしぶりが変わるってのも人の欲望に漬け込む絶妙なやり方だ。更には誰かの入れ知恵により、会員と契約書を交わすと出資法違反になるところを、借用書を用いることで法律の目を抜けていたんだ。
この”KING”は他にも神主をしていたり、コンサートまで開いて歌まで歌っていた。バックダンサーを従えて滅茶苦茶ダサい歌を真剣に会員のおばちゃん達に聞かせていたが、こういうタイプの人間はなんで”前”に出てくるんだろうか?

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