"怪事件"スキャンダルを暴露した競馬ライターが姿を消した

写真はイメージ

【怪事件】スキャンダルを暴露した
競馬ライター9月から行方不明に

「大きな問題が見つかった」

競馬場の集客イベントでのトラブルを書いた競馬ライターのM氏が、その後に姿を消したまま音信不通となっている。
「些細な問題を書いた後、『さらに大きな問題が見つかった』と言っていたので記事を待っていたんですが、9月ごろからまったく連絡が取れなくなって自宅にも不在のまま」と月刊誌編集者。その原因とウワサされるのが、M氏が直前で記事にした競馬場の問題だった。
昨年、馬券購入者を対象に「招待席チケットなど豪華賞品が当たる」とした場内の抽選イベントで、チラシを見て足を運んだ客がその会場を見つけられず、場内スタッフにも「そんなイベントは知りません」と言われ混乱。
スタッフがなかなか対応せずに警備員まで出動する騒ぎになったのだが、メインレース終了後になってようやく対応したスタッフが「賞品は全部なくなったので、早い時間に終了した」と説明したため、これには「チラシには、商品がなくなり次第終了する、とかも書かれていない」と抗議する客もいたという。
競馬場側はスタッフ対応の悪さを謝罪しながら「特別に賞品を渡します」と対応したが、差し出したのは100円相当の入場券だった。
こうした事態についてM氏は、競馬場での集客イベントが「やらないよりはマシという脱力した姿勢」と批判的に記事を書いたのだが、これに怒ったのが運営サイドで「イベントは正しく開催された」と編集部などに猛抗議。現場では予定より早い時間の終了やスタッフの不可解な説明を認めて謝っていたのに、である。
その後、M氏は月刊誌の編集者に「編集部とは別に自分の携帯電話にも怒りの電話が来たが、まるで脅し文句のような罵声を浴びせられた」と言っていたが、この直後から連絡が取れなくなり、所在不明となったという。
奇しくもM氏が競馬界の内情を書く連載をしていた雑誌も同時期に休刊。これには一部から「競馬界に逆らって消されたのでは」なんていうウワサにもなっているのである。
問題のM氏の携帯電話番号にかけてみたが繋がらなかった。(藤堂香貴)

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