【裏事情】歌舞伎町ヤクザ銃殺事件「マメ泥」か

【裏事情】歌舞伎町ヤクザ銃殺事件「マメ泥」か

シャブ漬けは「ガセ」?

「あの事件は色恋の恨みでやったんだよ」(住吉会関係者)
東京都新宿区歌舞伎町のカラオケ店で発生した発砲事件について、驚きの証言を得た。
1月21日午後6時半ごろ、歌舞伎町のカラオケ店で李興宗さん(65)が殺害された。警視庁は殺人と銃刀法違反容疑で住吉会系傘下の3次団体組員阿部勝容疑者(56)の逮捕状を取り、24日に指名手配して公開捜査を開始した。
「二人はカラオケ店の同室に入り店員が酒を運んだ直後、阿部容疑者が李さんの胸や腕に銃弾3発を発砲しました。その間僅か5分。阿部容疑者は犯行後、現場からスクーター型バイクで逃走しました。北東に約600メートル離れた路上でバイクを乗り捨てた後、行方がわからなくなりました。拳銃も見つかっていません」(捜査関係者)
「暴力団間の抗争か」と関係者に緊張が走ったが、李さんは元住吉会系暴力団団員、阿部容疑者は住吉会X組の相談役である。いわば内部で発生した事件。事件の原因は別のトラブルにあったという。
「阿部には愛人がいたんだが、服役してる間に李がその女を寝取ったという話は聞いている。マメ泥ってやつだな。事件の日は、事務所当番だった阿部が李と電話してて、ブチギレたから始末をつけるためカラオケ屋に行った。話し合うつもりなんて無かっただろうな。阿部は怨念でチャカを引いたんだろう」(同上・住吉会関係者)
一部ネットメディアには「シャブ漬けにした」との文言が踊っているが、それについて前出組織関係者はこう語る。
「それも確かに噂としては流れてるな。ただ、漬けるというほどではなくて、シャブを打って寝取った、ということ話だった」
外国人観光客が群がる日本の新しい名所としてクリーン化が進む歌舞伎町。そのど真ん中で血なまぐさい事件は起きた。「組織内での話合いはすでについている」(関係者)
というが、逃走した犯人はいまどこにいるのだろうか。今後の捜査に注目だ。(狩野玖太)

Leave a Reply

Your email address will not be published.