議員スキャンダルで
話題の「不倫クルーズ」JOC会長関与か
政界の大物が利用
2泊3日で100万円。日本一の豪華客船「ガンツウ」で豪華クルーズの旅を運営するのは「せとうちLTKトラベル」だ。豪華絢爛な船内で高級料理に舌鼓を打ち、誰にも邪魔されることなく海上を遊弋する「ガンツウ」の旅が「不倫クルーズ」として大人気だという。
昨年12月22日午後、一組の熟年カップルが広島県尾道市のベラビスタマリーナに現れた。自民党の福井照衆議院議員(65)と外務省官僚のダブル不倫カップルだ。
「福井は、つい2ヶ月ほど前の18年10月まで内閣府特命担当大臣という重大なポジションにいた人でもあります。将来を嘱望された自民党政治家でありながら09年には女性と温泉で豪遊しているところを写真に撮られ、ハレンチぶりが報じられた。彼の女好きにはほとほと呆れてしまいますよ」(社会部記者)
そんな不倫の常連が利用している「ガンツウ」だが、なぜ政治家たちに人気が高いのか。実は、同社会長を務めるのは旧皇族出身者で、JOC会長の竹田恒和(71)なのだ。
「竹田氏はとにかく顔が広い。『ガンツウ』は彼の政治人脈を使い、艶福家の政治家の顧客が多いんですよ。つまり、ほとんどの客が『訳あり』なんです。さらに一回出航してしまえば、完全個室で海の旅を続けられるため、お忍びの不倫旅行には最適なんですよ」(社会部記者)
竹田といえば、いまフランス当局により、東京五輪招致をめぐる贈収賄事件の予審手続きを受けている渦中の人物でもある。
「馬術で1972年のミュンヘン五輪、76年のモントリオール五輪に出場した“オリンピアン”。しかも、旧皇族という血筋の良さもある。そのため、JOC初代会長だった堤義明の推薦を受けてJOC会長に選任されました。しかし、今年1月15日の会見ではその“お飾りっぷり”が露呈してしまい、JOC会長の続投すら危うい状況です」(スポーツ紙記者)
まさか旧皇族が不倫推奨というわけではないだろうが、事情を知って黙認しているとしたら、いかがなものだろうか。(浅野良仁)
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