【続々報】ドンファン「口座から消えた1億円」の怪
受け取ったのは「あのふたり」
2018年5月24日に「紀州のドンファン」こと和歌山県田辺市の資産家・野崎幸助(享年77)が、急性覚醒剤中毒で死亡してから5か月。事件は新たな局面を迎えている。
「さる9月6日、22歳の若妻側に、野崎が経営していた酒類販売会社の銀行口座から1億円が流れていたというのです。会社の経理担当者もこれを認め、妻側から指示されてやっただけだと答えているそうです。名目は『妻への報酬』。しかし、妻はこの会社には関わっておらず、親族が激怒している」 (芸能関係者)
その時点では野崎氏の会社の法人登記簿に動きはなく、依然として野崎氏が代表取締役を努め、妻の名前は記載されていなかった。たとえ妻のためとはいえ、1億円の流出が事実ならば業務上横領。背任の共犯となりかねないというのだ。
人生で4000人の女性にのべ30億円を貢いできたと豪語していた野崎だが、未だに事件の真相は明らかになっていない。
そんな中、1億円もの大金が動いていたのだから驚きだ。野崎氏が経営していた会社の金庫番が周囲に漏らした情報によると、1億円の内訳は6300万円が妻の代理人弁護士が代表を務めるレイ法律事務所に、3700万円が野崎氏の妻に渡ったという。
「妻は、自身が代表になっていないことに驚き『弁護士に全部任せている』と答えたそうです。そして、その当の弁護士は、1億円の流出を否定。第一報を報じたフライデーに対し、弁護士は『妻の代表取締役就任についても法的手続きに則って、適法に行われた』と主張。そして、(フライデーが)質問状を送った翌日、問題の法人登記簿は書き換えられていたのだそうです」(芸能関係者)
事件のその後について捜査関係者が明かす。
「依然として容疑が真っ黒なのは、妻と家政婦2人。防犯カメラの映像から2人以外の出入りはないと分かっているし、遺体の発見状況についても二転三転している。実際、ここまで荒っぽい犯行も珍しい。誰かを殺そうと思ったときに、覚醒剤を使用しようと考えるのは、極めて考えにくい」
不自然な金の流れだが、担当弁護士と若妻でおいしい思いをしているというのもいかがなものか。
早く真実が明かされる日を待ちたい。(浅野良仁)
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