「大宮ソープランド火災」に放火殺人疑惑が浮上

5人が死亡した大惨事だった-5人が死亡した大惨事だった-大宮ソープランド火災

5人が死亡した大惨事だった

その時現場で、何が…(写真はソープランド、イメージ)

その時現場で、何が…(写真はイメージ)

火の不始末といわれたけど…「大宮ソープランド火災」実は放火殺人だった?

消えた「関係者の男」

昨年12月、埼玉県随一の風俗街「大宮北銀座」のソープランドで未曾有の火災が発生した。
「この火災が起こったのは昨年12月17日のこと。報知機が作動していながら短期間に被害が拡大し、40代の男性客2人と20代の女性従業員3人の計5人が死亡、7人が負傷するという大惨事になった。築50年以上と老朽化の激しい建物には外階段が無く、窓も少ないことから、内部に煙が充満したことで逃げ遅れに繋がったのです。当初、報道では火の不始末による火災とされていました」(社会部記者)
それから約8ヵ月後。不審火は一転、現在、放火殺人事件の可能性が浮上しているというのだ。
「警察によると、出火元は建物南側の2階にあるごみ捨て場でした。現在、放火の可能性が高いと県警捜査一課が捜査を続けています。もっとも疑わしいのは、店の関係者Aです」(大宮の風俗店関係者)
当初推測された可燃性のごみやタバコの吸い殻による発火とは間逆の事態に関係者たちは目を剥いたという。
「Aは火災の前日まで出入りしていました。実は、火災当日に2階に上がる様子が店の監視カメラに映っているのです。しかし、消防隊員は店内の南北2カ所にある階段のうち、客用だった北側階段だけを使って当初意識不明の重体だった男女4人を救出していたため、現場で遭遇することはありませんでした。Aの容疑は真っ黒で逮捕は近いのではないか」(同前)
捜査の進展を待つばかりだが、「最近、風俗店の関係者による犯罪が急増している」と明かすのは、ある捜査関係者だ。
「夕刊紙などに求人広告が掲載されていますが、集まってくるのは前科者が少なくない。傷害や詐欺、さらには覚醒剤で出所してきたばかりの荒くれ者が住む家を求めて頼ってくるのがソープ街というのも現実なのです」(同前)
大宮北銀座の放火事件。動機はどうであれ、一刻も早く自首してほしいものだ。(狩野玖太)

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