関係者リレー 今週の裏「週刊文春」Vol.19 片山さつきバブルの裏でやばい事情が

今週の裏「週刊文春」
片山さつきバブルの裏で「やばい事情」が

まいまいさん(50代)
元有名芸能事務所社員。主戦場は六本木、西麻布、恵比寿。週刊誌の太いネタ元の顔を持つ

人材不足で崩壊寸前?

片山さつきの口利き疑惑が収まりそうもない。片山は小沢一郎や村木厚子さんを無罪に導いた敏腕弁護士、「カミソリ弘中」こと弘中惇一郎弁護士を代理人につけ、速やかに文春を名誉毀損で提訴した。まぁ、既定路線だけど、ここに弘中弁護士が出てくると、俄然面白くなってくるわけだ。実は、弘中弁護士は、文春の顧問・喜田村洋一弁護士とは昵懇の間柄。古くはロス疑惑の三浦和義の代理人として、約6年前には小沢一郎の代理人を2人仲良く引き受けて、無罪を獲得してしまった。要は「戦友」なのだ。それなのに、今回は法廷で刺し合うなんて、これは面白い裁判にならないわけがない。だって、お互い手の内を知り尽くしているわけですよ。
いま文春社内は、どんな雰囲気なのか。
「社内はのんびりしたもんですよ。これだけ記事が話題になり、編集部には続々と新しいタレコミが届いているらしい。『二の矢、三の矢どころじゃなくて、第5弾くらいまで掲載できるネタが揃っているっていう話』らしい」(文春関係者)
まったく意気軒昂なのだ。この騒動、どこまで続くのやら。
一方、文春編集部で悩みのタネなのは人材不足だという。以前、このリレー連載でも少し触れていたが、今月末に敏腕ベテラン記者が2人引退してしまうらしい。しかも、片山の「口利き疑惑」のような「政治と金」の調査報道や魑魅魍魎が蠢く経済事件を担当していた手練記者ということで、明らかに今後の文春は戦力ダウンしそう。編集幹部は「今までは30代後半以上の“完成品”の記者を引き抜いてばかりいたけど、今後は20代の未経験記者を迎え入れるしかない」と言っているようだけど、現場からは「そんなアホな」と猛反発を食らっているんだって。
「子供探偵団じゃあるまいし。そんな20代の記者なんて足手まといなだけ。週5本のネタ出し会議なんて、お子ちゃまはこなせるわけがない。そんな若者入れても、間違いなく1ヵ月で精神崩壊しますよ(笑)」(同前)
やはり文春は過酷な労働環境なのだった。

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