関係者リレー 今週の裏「週刊文春」Vol.17 すわっ文春、廃刊?

今週の裏「週刊文春」Vol.15

【関係者リレー連載】今週の裏「週刊文春」 すわっ 文春、廃刊?

まことさん(年齢非公開)
情報屋としてマスコミに名を知られた人物。これまで多くのスクープの”ネタもと”になっている

恐怖の「ふたつの詫び状」

にわかにメディア業界で話題になっているのは、文春編集幹部の大スキャンダルだ。1ヵ月前くらいから週刊新潮が取材に動いていて、結局詰めきれずに断念したんだってさ。「あの文春が廃刊になるほどの大スキャンダル」ってことで独自取材をしてみたところ、なんと2つの案件があったよ。
そのひとつは、文春幹部のX氏が東京下町を根城とする暴力団I会の組長に詫び状を書いたというもの。にわかには信じがたいけど、一体どういうことなの。
「その組織の歴代会長はとにかくメディアを使って〝モノゴト〟をするのが好きな人。恐喝の現場に新聞記者を連れて行って名刺を出させて、相手方に対して『おいこら。ブンヤも嗅ぎつけとるぞ』とやったりな。あるいは、実話誌が幹部の〝ギリゴト〟を記事にする際、幹部の名前や肩書を一文字でも間違ったりすると『詫び状を書け』と迫るわけさ」(暴力団関係者)
ある日、メディア関係者が親分と話していたところ、ここ数年で獲得したメディア関係者の詫び状を提示してきたというのだ。その中に掘り出し物があった。
「文春幹部のX氏の名前が書かれた詫び状だよ。メディア関係者は色めきだって、『あの文春の詫び状じゃないですか。これが表に出たら文春は廃刊じゃないの』と大騒ぎだったとか」(同前)
結局、新潮が取材に動く騒ぎになったというわけ。
もうひとつは、山口組系大幹部の息子に関するものだそう。
「数年前、ある芸能案件で文春記者が(大幹部の)息子に直撃取材をしてしまったことがあったという。しかも、『あなた、大幹部の息子でしょ?』と素性についても質問してしまったため、その大幹部は激怒。『息子はカタギだ! 人権侵害だろう!』と。慌てた文春幹部は詫び状を書いたというハナシだ」(同前)
まぁ、こういう話は自然と尾鰭が付くもの。真相は分からないけど、そういう噂が立ってしまうほど文春はスキャンダル系メディアとしての地位を確立したということか。

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