【動画】ゼロ次郎の「今週はこれ見とけ!!」vol.3

③飛び込み台に現れた謎の“チュチュ男”(2004年アテネ五輪)

競技中に観客が乱入するアクシデントはあらゆるスポーツで見られるが、五輪も例外ではない。こちらの映像では、一人の男が歓声を浴びながらプールの飛び込み台に登場するが、この男、実は選手でもなんでもないただの観客。下半身には、これまた飛び込みとは何の関係もないバレリーナのチュチュを身に着けている。すぐさま警備員が駆けつけるも、男はお構いなしにダイブ。大歓声の中、水面に腹から落ちる見事な演技を見せつけた。カナダからの観戦客であったというこの男は、その後逮捕され懲役刑に処されたという。

④判定に猛抗議!! コーチが怒りのストリップ(2016年リオ五輪)

審判の判定に納得がいかず、猛抗議…という光景はどのスポーツでも見られる。潔く負けを認めるのがスポーツマンシップとも言われるが、メダルをかけた一戦ともなると、そうはいかなかったようだ。
事件が起きたのは、2016年リオ五輪のレスリング男子・フリースタイル65キロ級の3位決定戦。モンゴル代表とウズベキスタン代表の戦いだったが、優勢であったモンゴル代表の選手が試合終了間際に相手から逃げ回るような動きを見せたことで減点を与えられ、ウズベキスタン選手の逆転勝利となった。
すると、この判定にモンゴル側のコーチが大激怒。なんとその場で着ていた衣服を脱ぎ捨てパンツ一丁で猛抗議するという暴挙に及んだ。会場が大ブーイングに包まれるなか、もう一人のコーチが止めに入るも、やがてそのコーチまでもが服を脱ぎ捨ててしまう事態に。当然ながら判定が覆ることはなく、まさに天国から地獄。国民的英雄になるはずが国の顔に泥を塗るという結果になってしまった。

⑤ボイコットに涙…閉会式で行われた伝説のゲリラ演出(1980年モスクワ五輪)

五輪に政治が絡んで台無しになった例として、今も語り継がれるモスクワ大会。当時は東西冷戦の真っ只中だったこともあり、日本を含む西側諸国の大半がボイコットしたのだ。そのことに抗議の意思を示したと言われているのが、閉会式でのマスゲームである。マスゲームでは、大会の公式マスコットである「こぐまのミーシャ」が描かれたのだが、その目からは一筋の涙が…“骨抜きにされた平和の祭典”を象徴するシーンであった。
時は流れ2014年、ロシアで行われたソチ五輪の閉会式では「ミーシャの孫」という設定のキャラクターが登場し、聖火を吹き消すと同時に一筋の涙を流すという演出が行われた。

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