関係記者リレー連載 今週の裏 週刊文春 Vol.3

関係者リレー連載

今週の裏『週刊文春』
文春VS新潮ラウンド2

マサさん(40代)
写真週刊誌を経て、現在はフリーランス。得意分野は許永中ら、関西を中心とする闇コネクション

儲かってるところが嫌い?

先週は上半期で1、2を争うほどニュースが多かった1週間。文科省の贈収賄事件に始まり、オウム真理教の麻原彰晃の死刑執行、さらに大口病院事件の容疑者逮捕、西日本の豪雨被災??
案の定、週刊文春(7月19日号)の右トップは文科省、左トップが麻原彰晃。で、ギョッとしたのが「『週刊新潮』食べてはいけない食品実名リストの罪」という記事。おいおい、文春サン。まだ競合他社を叩いていたの(笑)。
週刊新潮は春以降、ドル箱企画「食べてはいけない」シリーズを掲載。これが爆発的にヒットし、あまりに売れまくり、やがて文春の実売部数を凌駕しちゃった。
焦った文春側がバッシング記事を掲載したというのが真相だけど、このバッシング記事、2週連続の掲載って読者が置き去りになっている気がしてならないわけ。
もっとも、文春の「身内叩き」は今に始まったことじゃないの。数年前、高齢者医療特集で部数を伸ばしていた週刊現代に対し、「捏造記事だ」と噛み付き、現代を発行する講談社と大バトルを繰り広げていた。
そして今年6月、「紀州のドン・ファン」の死去により講談社発行の関連本がバカ売れ。そのときも文春は「ガセ記者が書いた捏造本だ」「ドン・ファン商法だ」と誌面で批判し、またしても講談社をバッシングしていた。
ある文春関係者の話。
「あの一件以来、仕事場で講談社の人と会うと気まずくて仕方ないわ(笑)。結局、講談社の名物役員からウチの社長宛に抗議の手紙が届いたんでしょ。『同じ出版業界なのに、あなたたちは人のこと言えるんですか』って。現場の人間としては他社と仲良くしたいし、全然バッシングしたくないというのが本音なのに」
文春サンは、売上を伸ばしている出版社が大嫌いみたい。でも、あまり身内を叩きすぎると手痛いしっぺ返しを食らうのが世の常だ。
ある日、業界で有名な〝あのネタ〟が大見出しで掲載されたらどうするのかな。
「数々の不倫を暴いてきた文春砲『文藝春秋』元社長が不倫していた!」
まあ、お互いネタづくりしてるのがマスコミってわけだよね。

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