【瓜田速報】愛に飢えた坂口杏里へ 「夢から醒めてから」じゃ遅い

【瓜田速報】愛に飢えた坂口杏里へ
「夢から醒めてから」じゃ遅い

瓜田純士

うりた・じゅんし。1979年、新宿歌舞伎町に生まれる。少年期を不良として過ごし、10代を暴力団に捧げて、獄中に。懲役で物書きに目覚める。著書に『ドブネズミのバラード』等多数。『遺書~関東連合崩壊の真実とある兄弟の絆~』がベストセラーとなる。地下格闘技やTHE OUTSIDERにはアウトローのカリスマとして参戦していた。現在、瓜田夫婦のyoutubeが話題沸騰。瓜田夫婦 第二弾「Allba della Sicilia~シチリアの夜明け~

何かにハマりすぎた女がみる地獄

女優・坂口良子の娘で元タレントの坂口杏里。

ホスト通いが発覚、AVに出て話題になったのは記憶に新しい。その後ホスト相手に恐喝未遂事件を起こして新宿警察署に逮捕されたことも世間の注目を集めた。

その坂口がまた逮捕された。

ホストの部屋に不法侵入ってことらしいけど、その野郎も良く通報したね。流石に坂口が可哀想だよ、哀れって意味でね。

まぁここまでは歌舞伎町あたりにはザラにいるホスト狂いの破滅パターンだけど、彼女の場合、元タレントってことで何かと騒ぎになってしまう。追い込まれて自殺なんてことにならないか心配だよ。妙なところに転がっていれば違う犯罪だって口を開けて待っている。ホスト狂いが強盗や振り込め詐欺に関与することだって実際にあるんだ。

歌舞伎町のホストにハマる奴等に共通する心境の一つに、ある日突然「長い夢から醒める」というのがある。

前に人に聞いた話だけど、お気に入りのホストに避けられた女が友達の女と一緒にホストクラブの前で「出て来い」と叫び、それでも店の中に隠れて出てこないホストの態度に激昂して店の前に糞をしてったってことがあったらしい。女ふたりで野糞だなんて狂ってるとしか言いようがないよな。色恋漬けになると、人の心は荒んでしまう。でもこいつらが、ある日急に醒めてしまったんだと。で、それまで散々大金をつぎ込んだもんだから腹が立って野糞に及んだってわけだ。

坂口もそうだけど、このホスト狂いの期間中ってのは軽い精神疾患みたいなもんだから、更生や我慢よりも、治療、ケアが必要になってくると俺は心底思うね。

ましてや坂口なんて大女優の娘さんだろ。一山いくらの安いホストに振り回されてる遺伝子じゃないはずだけどな。

夢から醒めた時にあまりにも自分のバカっぷりに気づくだろうけど、年とって深みを出しつつ、自伝出版してゴールデン街で店でもやった方がまだいいよ。

フジテレビのノンフィクションで密着して貰った時の反響もすごかったようで、まぁあんなもん出たらより気を付けて生活しないと簡単にパクられたりするんだよ。目立つからね。

坂口の場合、お母さんの死もそうだけど、単純に寂しかったんだろうね。

愛情に飢えていた、それに尽きる。

俺はそう思う。やがて本当に愛する男が現れて、子供が出来たら大きく変わるだろうな。

彼女に限った話じゃないけど、何かにハマり、視野が狭くなっている者にいくら手を差し伸べても聞く耳を持つわけがない。

それがホストでも麻薬でも博打でも。

けれど夢から醒めてからではもう誰も助けてはくれないんだよ、酷なことに。

どっぷり浸かってる時に誰かが差し出してくれた手を信じて握り返すしかない。その一瞬を見抜けないと本当に手遅れになるよ。有名人が歳をとってから中途半端にリスタートするのはきついと思うよ。

今ならまだ全然間に合う、一度都会から離れることを推奨するよ。

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