【瓜田速報】高須院長別宅空き巣 盗まれた金塊の「闇ルート」

【瓜田速報】高須院長別宅空き巣事件
盗まれた金塊はこの「闇ルート」に流れる

瓜田純士
うりた・じゅんし。1979年、新宿歌舞伎町に生まれる。少年期を不良として過ごし、10代を暴力団に捧げて、獄中に。懲役で物書きに目覚める。著書に『ドブネズミのバラード』等多数。『遺書〜関東連合崩壊の真実とある兄弟の絆〜』がベストセラーとなる。地下格闘技やTHE OUTSIDERにはアウトローのカリスマとして参戦していた

今頃は、「溶かして」
「混ぜて」、マカオあたりに

高須クリニックでお馴染みの高須克弥院長が所有する、愛知県にある別宅が空き巣被害にあった。
金庫にあった金の延べ板7キロ(約3400万円相当)とパソコン一台が盗まれたってことらしいけど、高須院長はお金持ちだし前向きな性格だから、あまり気の毒には思えないのが正直なところ。そこいらの貧乏人がコツコツ頑張って貯めたものを盗られた、と聞けば心苦しいが、あの院長からしてみれば、ちょっとしたヘソクリだろう。院長がいうには、セコムの発動から警官が駆け付けるまでの間は数分で、その時間内で犯行を終わらせているのは大したものだとのこと。まぁどう考えても行き当たりばったりの犯行ではなく、そこに金塊があるのを知っていた奴が噛んでるだろうね。
この犯行グループが金庫にあるのが金塊ってことを知っていながら盗ったんだとすれば、「金」の溶かし先のルートも持っていたんだろう。
金は資産としても人気で、流通している金の延べ板全てにシリアルナンバーが刻印されている。喜平のブレスレットや指輪みたいに小さくジュエリー化されているモノは「18k」「24k」と、その純度のみの刻印があるが、キロ単位や100グラム単位のまだインゴット(地金)の状態ならシリアルナンバーがあるから、盗品を売って市場に出れば先ず足がつく。
だから大抵は金をはじめに溶かして、それをもう一度インゴットにしてまっさらのナンバーを振るのが通常だけど、アングラの奴等は溶かした時点でニッケルだの合金だのを混ぜて、重さを倍にしてくんだよ。仕上がりは素人にはわからない。刻印も「18k」と入る。そもそも24っていう極めて純金に近い金でも何か混ざってるんだ。「18k」っつったら大分混ざってる数字だから、そこからさらに溶かして何か混ぜられても誰も気づかないよ。闇ルートで盗んだ金塊を相場の何割か下回る値段で売っても、買い取った方は溶かして何かを混ぜて倍の量にして復刻するんだから儲けんのは買い取る先の方だ。
今回の空き巣だって最後の工程までをひとしきりグルで行ってる可能性もある。今頃工場で溶かして何かで隠してマカオ辺りに持ってかれてるんじゃないか。香港、マカオでは毎日金が取引されてるから。その純度なんかプロがみてもわからないんだ。

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