【瓜田速報】逮捕者続出 俺が見た大麻ジャンキーの哀しき末路

瓜田純士
うりた・じゅんし。1979年、新宿歌舞伎町に生まれる。少年期を不良として過ごし、10代を暴力団に捧げて、獄中に。懲役で物書きに目覚める。著書に『ドブネズミのバラード』等多数。『遺書~関東連合崩壊の真実とある兄弟の絆~』がベストセラーとなる。地下格闘技やTHE OUTSIDERにはアウトローのカリスマとして参戦していた。現在、瓜田夫婦のyoutubeが話題沸騰。ミュージックビデオ待望の4弾!「WHO IS JOKER」https://www.youtube.com/watch?v=VqJJ7G3ACIk

【瓜田速報】逮捕者続出 俺が見た大麻ジャンキーの哀しき末路

風呂で栽培してた彫り師見習いの先輩

いつもニュースはYahoo!のヘッドラインを見るんだけど、一つの画面に大麻関連の事件が五つも入っていたのは初めて見たよ。

元ロッテのジャクソン・ジュニア・ランディー容疑者の所持、沖縄の大麻栽培、広島で200万相当の大麻、有名ミュージシャンのスタイリスト所持、暴力団組長の大麻所持……さらに先日は人気ラッパーMC漢の再逮捕。容疑者たちは多分罪の意識がないんだろうな。「大麻」に関して1ミリも“悪い”と言う概念がないから、下手したらガムを噛んだり缶ビールを買う感覚で愛用してるんだろう。“違法”だってことはなんとなく知っていたものの、まぁ、自分には関係のない話だ、くらいで過ごしていたんじゃないか。

ここでも何度も言ってるけど、“月間”が6月、7月だったんだね。

毎年ランダムに変わるからいつかはわからないけど、常習者はこの「大麻取り締まり月間」と「覚醒剤取り締まり月間」は先読みして交わさないといけないよ。このコラムでも散々大麻については書いてきたから意見は述べないけど、ちょっと昔話をするよ。

まだ15、6歳の時に、高円寺に住んでた時期があって、そこのいくつか上の先輩がヤクザ崩れの人と同棲してたんだ。

先輩は彫り師の勉強中で、行くと下手くそなタトゥーを彫ってくれるから、よく遊びに行ってた。ヤクザみたいな人は小銭が入ると海外旅行に行っちゃうから、あんまりそこには居なくて、俺と先輩はその部屋で過ごすことが多かった。

ある時風呂に入りたくて、「シャワー借ります」と言って風呂場に行くと、とんでもない光景が視界に広がった。アルミホイルが壁一面に貼られて、浴槽は工業用のライト数台で照らされていた。浴槽の中にもアルミホイルが敷かれていて、その上に土が敷き詰められて、小さな葉っぱがちょろちょろと土から顔を出していた。

「なんですか? これ」

と聞くと先輩は、

「誰にも言うなよ。大麻を育ててる」

「えっ? こんなの時間掛かりません? 摘んで吸えるまでに」

「時間を掛けて愛情を注げば、神も喜ぶんだよ?」

「神……?」

こんな感じでちょいちょい「?」となることが増えていた。

コメントをどうぞ 2 件のタレコミ

  •  今、沢山書いていたが、消えてしまった… 当方1978生まれ、小・中とイジメられっ子… 身長・体重、最前列💦… 毎日の様に、校舎端の階段に呼び出され… 学年の強い輩とヤクザもんの息子に、毎日タイマンしようぜと囲まれ… 先公なんて一度も来たことない💢… 技術の時業中には、金ダワシで後頭部叩かれ(ハゲるだろ!!💢)… 
     今の子は、簡単に自殺するかな???… 中学校、全てが敵、だよ???… そんな時、図書館でふと読んだかな。ブラックエンペラーの総長が書いた本。“相手に、何考えているのか解らない奴が、強い”と…

  •  1978年、東京文寺育ち。国立も地元。 10才上の昔の彼女は、ブラックエンペラーの総長(死亡)と、クラスメートだった、って。 “強く成りてぇ・頭良く成りてぇ”…って、奴らよりも強く成りてぇって、願っていれば、 必ず、夢は叶うさ…

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