【前代未聞】MXテレビ詐欺騒動 最悪の結末になった黒い理由

やばいな(公式ツイッターより)

【前代未聞】MXテレビ詐欺騒動 最悪の結末になった黒い理由

まだまだ危ない噂が浮上中

1月中旬、あるホストのツイートで発覚したテレビ番組を舞台とした悪質すぎる詐欺疑惑。ワイドショーなどでもさんざん特集されていたが、それは東京メトロポリタンテレビジョン(通称:MXテレビ)の昨年1月クールの深夜番組『欲望の塊』で起こった件だ。

「一番の被害者でもあるそのホストもツイートしていたが、いくらMXの深夜枠とはいえ、考えられない事態。通常の民放局では絶対にありえない」(情報番組プロデューサー)

MXは独立局で、他の民放テレビ局に比べると、その規模も予算も何から何まで違う。

今回の問題点は、宣伝名目で参加費150万を出演ホスト20人弱から徴収するも、番組の商品の高級外国車ランボルギーニを渡さなかったこと。そしてMCのタレントの出演料や、番組制作費等も未払いになっていることだ。

「他の局はどんなド深夜のバラエティーで外部に制作を投げている番組でも、チーフプロデューサーなどで必ず局の責任者の名前が入るのが常識。今回のMXはそれがなく、制作著作権まで企画会社に丸投げしている」(同前)

そもそもこの番組を立ち上げた企画会社というのが、ホストのフリーペーパーなどを制作するお水御用達の広告代理店だという。ホストと顔見知りの担当者が『MXで番組を立ち上げるから』と各ホストに話を持っていったため、ホスト達も宣伝目的で大金を収めて、収め損になってしまったが……ここに来てこの事件は、最悪の結末を迎えてしまった。

「ニュースでも報道されたが、今回の番組担当者が自殺してしまった。その後の一部報道では、その自殺者が、企画の総元締めだったというのです」(週刊誌記者)

そのニュースを受けて、最初に事件を明るみにし、怒り心頭で各ワイドショーでコメントしていたホストR氏もトーンダウン。

「心からご冥福をお祈りします。僕自身もショックで気持ちの整理がついてません。判ってほしいのは誰かを傷つけようと行動したわけではない。色んな方を巻き込んでしまい申し訳ございません」(R氏のツイート抜粋)

その後の周辺取材では、やはり夜のお水の世界を取り巻く人間関係は複雑怪奇、大金も絡んでよからぬ人物の介入も色々とあったようだが。

「真相は判らないが、自殺した人物も今回のMXの件以外で色々と脅されていたという一部報道もある。非常に闇が深すぎる結末となってしまったが、やはり一番の責任はこんな番組を放送したMXにある。謝罪の意味でもホスト全員に参加費の返金、出演タレントと制作会社の未納金をすべて払うべき。約3、4千万円くらいMXが補填するしか、もはや終着点がない」(テレビ局事情に詳しいジャーナリスト)

なんとも後味の悪いこの件。完全解決の道は閉ざされてしまったのだろうか。(瀬戸ジーニアス)

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