【成り上がり術】ユッキーナも真っ青 カトパン「超絶ヤンキー伝説」

ガセスキャンダルを利用 元ギャルが頭のまわる「策士」に

そう言う記者に「これまで一番、ヤンキーの特性を生かしたタレントは誰?」と聞いたら、即答で「カトパンしかいない!」との答えが返ってきた。元フジテレビアナウンサーの加藤綾子だ。

テレビで見る分には元ヤンの色は見えないが、学生時代は渋谷に巣食っていたギャルグループのリーダー格として知られ、中学生のときにホストと交際していた話や、金髪のいかにもヤンキーっぽい写真も出回っている。

元ヤンのスキルを最大限に生かしたか、08年にフジテレビ入社するや数年でレギュラー番組を多数抱える売れっ子となり、13年には通常35歳以上とされるアナウンス部の上級主任に27歳で抜てきされた。

「これは退社してフリーになる記事がスポーツ紙に出て、慌てた局が慰留工作としてやったことだといわれてます。ただ、その記事を書かせたのはカトパン本人だと言われてますからね。同じ新聞がダルビッシュ有と食事しただけなのを熱愛だとガセネタ書いちゃって、普通なら怒るところをカトパンは利用して、編集部に独立記事を書かせたとか。彼女は上層部とか目上の人への取り入りが絶妙でしたが、もし局の引き留めまで作り出したなら、相当な策士です」

実際、記事が出た直後に当時の亀山千広社長が自ら会見で否定し、加藤アナと直メールのやりとりまで公開したほどの慌てようだった。結局、16年には加藤は退社したのだが、「フジは引き留めるため1700万円だった年収を増額、一説には倍以上にしていたらしいので、彼女は独立する前に自分のギャラ相場を大幅にアップさせたことことになる」と記者。

「こういう世渡りがヤンキー時代に培ったものなのでは。裏ではライバルを蹴落とすのも巧妙だったとか。自分と並びそうな女子アナには、親しい芸人を使って番組で恥をかかせるようなことをしたとかいう話もあった。やっかみかもしれませんけどね。年上の先輩アナでさえ、『彼女を怒らせると怖い』と言うし、カトパンが好きそうな男性タレントに親しげにするのもヤバいってウワサが後輩に流れたりもしました」

何ともおそるべし元ヤン。ただ、表立ってヤンキーキャラを露骨に見せなかったのもカトパンの処世術といえる。

それをもろに見せてしまった木下は同じ元ヤンでもレベルが違うようだ。(片岡亮/NEWSIDER)

Leave a Reply

Your email address will not be published.