番長も、成宮も、瀧も?出演NG芸能人「逆オファー対策マニュアル」とは
一部職員にすでに配布
「久々に連絡あって飲みに誘われた。事情は分かる。僕だって応じたい。むげに断れないし困った。どんな相手でも断絶なんて無理な業界だもん」
今年の夏、あるトーク番組のテレビプロデューサーA氏が、名前を隠してやっているSNSでこう書いた。一部の親しい業界人の間では知られているアカウントであるため、抱えている問題に察しがついた人々もいた。
「Aさんは、タレントと付き合いの幅がかなり広い人だから、問題あるタレントからも連絡もらっちゃったんだろうね」
と同僚の局員。
「ちょっとまえに麻薬事件を起こした有名人とも親しい仲だったから、多分その辺の話じゃないかと思うよ。番組に出してほしいって言われたら、冷たくはできないでしょ…」
おそらく、その見方で正しかったのだろう。A氏が勤務するテレビ局では10月からこの手の話の対応マニュアルが一部の局員に配布されていたからだ。暴力団との交際が分かっていたり、事件を起こしている芸能人といった起用できない者から、「番組に出してほしい」とか「会いましょう」と連絡を受けた場合の対処として、断り方や局に相談することなどが書かれたものだ。
局員によると、同様の話は以前、元プロ野球選手の清原和博の名が出て囁かれた話でもあるという。
清原は14年、週刊誌で薬物疑惑が報じられ、取材記者に暴行までしていたが、すぐに逮捕などなかったことから「中居正広の金曜日のスマたちへ」(TBS系)、「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)などテレビ出演でイメージ回復するような話をしていた。
「あのとき清原サイドから逆オファーされたプロデューサーが結構いたらしい」と局員。
しかし、結局は16年に覚せい剤取締法違反(所持)容疑で警視庁に現行犯逮捕。懲役2年6カ月・執行猶予4年の有罪判決が下された。
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