ふかわりょうストーカー事件
「ぼくも手伝わされた」後輩告白
夢を叶えてあげたかった
「いま思えば、ちょっと煽るようなことになってしまったのかと反省してます」
神妙な顔をしているのは芸歴8年の30代芸人だ。聞けば、先ごろストーカー規制法違反容疑で逮捕された元女性芸人の“追っかけ”の手伝いをしたことがあるという。
元女性芸人は、かつて「にわとりとたまご」というお笑いコンビで活動していた佐分利彩、41歳。
ふかわりょうの大ファンで、都内のテレビ局など、ふかわの仕事先まで現れては求婚するなどしていたため警察から警告を受けていたが、付きまといをやめなかったため逮捕となったようだ。
かつて佐分利が芸人として活動していた2013年頃までの彼女の様子を知る芸能関係者によると、「そのときからふかわの熱狂的ファンで、ふかわに会いたくて芸人になり、尊敬する芸人も、目標とする芸人もふかわだと答えるような熱狂ぶりだった」という。
高校の同級生と02年にコンビ結成し、ワタナベコメディスクールを卒業しての芸人時代はビキニ姿になるなど大胆な姿でネタを披露したり、女芸人たちが集結するガールズコメディライブなるイベントに出たりしていたが、ブレイクすることはなかった。12年にはかまぼこ体育館なる芸人と組んでテレビ出演もしたが、これも長続きせず。その後にお笑いの世界からは去っていたという。
「ちょっと天然なところがあって、唐突に『ふかわさんと同じ番組の仕事ないですか』と人に聞いたりしていた。日頃はそんな目立つタイプでもなく、事件を起こすようには見えなかった」(同)というが、原宿署の取り調べに、「ふかわさんと結婚したかった」などと供述していたというから、その天然度合いは行き過ぎたレベルにも見える。
なにしろ前出の芸人は過去、ふかわ出演番組に1度だけ出たことがあったというだけで、佐分利から「ふかわさんにメッセージを伝えて」と頼まれたことがあったというのだ。
「断ったんですが、一応彼女は先輩でもあるし、ギャラを出すからといわれ、自分もふかわさんの出先に行ったことがありました。結局、会うことはできなかったんですが、彩さんがふかわさんのことを好きだというのは知っていたので、一緒になって『がんばって夢を叶えましょう』って応援しちゃったんです」
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