ジャニー喜多川 死のその後【最新事情】
タッキー暴走で大炎上
先月から入院中だったジャニー喜多川社長が亡くなったのは、去る7月9日のこと。
当日の23時半の情報解禁で、各テレビ局が一斉に報じた。
「翌日の各局ワイドショーやニュースなど、朝から晩までジャニーさん一色。スポーツ紙も全紙一面と更に特集記事も組んでいた。不謹慎な言い方だけど緊急搬送から3週間もあったので、どこも準備万端だった。それにしても一企業の社長の死去だけでここまでの規模になるとは、やはりジャニーさんは凄いの一言」(情報番組プロデューサー)
その3日後には、ジャニーズの現所属タレントだけが参列する『家族葬』が行われ、現地ではマスコミが完全シャットアウトされるなか、葬儀後にリリースされたタレント集合写真が大きな話題となっていた。
「仕事の都合で、中居や嵐・櫻井や関ジャニなどは欠席だったが、これだけ一堂に会した写真は今まで無かったのでは。改めて『ジャニーズ帝国』を印象付けた」(同前)
そして更にその翌日、TBSの毎年夏恒例の超大型歌番組『音楽の日』が放送された。
司会は、何かと周辺が騒がしい中居正広(47)である。
番組途中で、当日出演するジャニーズ所属の13組70名ものタレントがまた一堂に会し、ジャニー氏を追悼するコーナーがあったが、そこの演出方法が物議をかもしているという。
「デビュー組11組、ジュニア2組とこれだけ現役タレントが集まっているというのに、コーナーの主役は完全にジャニーズアイランドの滝沢秀明社長だった。中居が滝沢にお願いしてジャニーさんに向けた手紙を書いてもらったといい、中居が代読していた。逆にそれが“滝沢ここにあり”を強烈に印象付けた」(番組関係者)
しかし、そこまでは総じて好評だったというが、その後がまずかった。
「続いて、滝沢氏の現在の主戦場といえるジュニアのパフォーマンスの演出時間となった。Snow Man(スノーマン)とHiHi Jets(ハイハイジェッツ)という滝沢氏肝入りの2組に15分もかけた。世間一般的には完全に無名な若造集団に貴重な全国ネット枠を15分ですよ。いくらジャニーさんのことがあったとしてもこれはヤリ過ぎ。現場では『音楽の日』じゃなくて『ジュニアの日』だ、なんて揶揄する声も多かった」(同前)
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そして、ヤバかったのはその内容であるという。
「前半は歌にダンスにローラースケートに、いわゆるジャニーズの王道で、純粋にパフォーマンスとしては良かった。しかし後半は、なぜか全員上半身裸になり、腹筋の体制で叫びながら太鼓を延々と連打するという意味不明なもの。無名の集団の奇妙な動きに、初めてそれを観たスタッフのほとんどは、ただただ唖然としていた」(当日別ブロックのディレクター)
どうやら『腹筋太鼓』といって、滝沢舞台の名物だというが、一般視聴者からは受け入れられず、案の定“意味不明”、“センスが無い”と大炎上。
滝沢氏は、世間の空気を読むのは苦手なのか。
ジュリー氏が経営やデビュー組の統括、滝沢氏がジュニアを中心として宣伝・プロデュ―スを行っていく、2大巨頭体制の新ジャニーズ帝国。
今後の課題は、まだまだ山積みのようだ。(瀬戸ジーニアス)
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