【裏話】小川彩佳アナ
「視聴率低迷」で引退危機説も
TBS内でも強い反発が……
「数字を持っていなかったということ」
元テレビ朝日の小川彩佳アナウンサーが、6月3日よりTBS「NEWS23」のメインキャスターとして登場したが、初回の平均視聴率は4.3%で、前任者による前週平均を下回ったことで「期待ハズレ」などの声が内外から上がっている。
初回当日のライバル番組は「news zero」(日本テレビ)は9.6%、古巣の「報道ステーション」(テレビ朝日)は9.9%で、先にNHKを退社した有働由美子アナが「zero」に初出演したときは10%だったことを見れば、小川アナ起用は現時点で成果を出さなかったとはいえる。
「報道畑の現役エリートが新番組で無風とは、ちょっと過大評価しすぎたのでは。局の読みもハズれたちょいうこと。これなら自局のアナを使った方がいい」(広告代理店勤務)
なにしろ小川アナの登場は鳴り物入り。テレ朝の看板ともいえる「報ステ」は、キャスター富川悠太アナとの確執疑惑で降板したとの話もあり、今回のTBS行きは“復讐移籍”ともいわれた。さらに「zero」には熱愛が浮上した嵐・櫻井翔が出演しており、これも話題になっていた。それだけにメディアでは登場前「視聴率アップ間違いなし」の論調がほとんどだった。
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番組での小川アナはさすが「報ステ」時代のキャリアを感じさせるトーク力で安定感を見せたが、初回放送では「現場経験も乏しく、30代前半という年齢で語れる言葉の厚みも限られていると自覚しています」とか「ネットを見ながらでも、晩酌しながらでも、半分お布団に入ってでも、一緒に繋がっていられる1時間を作れたら」と、視聴者に対してかなり低姿勢を見せていた。
「おそらくネット上で雨宮アナを追い出してライバル番組に移った“厚顔”さを指摘されたり、批判を意識していたんでしょうね。でも、そうなると主張によっては敵も増やすことがあるということ。報道番組はスタート時が低くても尻上がりに上がっていくこともあるので、現場はそれほど慌ててはいないでしょうけど、数字が低い中で炎上とかあったら局内で攻撃材料にされちゃうと思う」(同)
実際にTBS局内では、小川アナがいきなり報道の顔になったことへの反発もあるという。そんな中での視聴率無風だけに、「このまま数字が上がらなければ雨宮アナよりも短命に終わる」という早期交代予測も聞かれ、関係者は「局も一度起用したメンツがあるから一定期間はやらせるだろうけど、低調なまま3年、5年とやることはまずない」と断言する。また、古巣の報ステも“裏切り者”小川アナへの反感から同時間帯に特番を組むなど、対抗姿勢を強めており、これも彼女のキャスター生命を阻む材料となりそうだ。(藤堂香貴/NEWSIDER)
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