探偵が作成か芸能人”謎のヤサ帳”流出
グレーゾーンの文書
その”秘密ファイル”には、芸能人からスポーツ選手まで今をときめく著名人たちの名前が書き出され、それぞれに生年月日、住所、車両ナンバーなどの個人情報が記載されていた。
元探偵関係者を名乗る男が持ち込んだものだ
「これは週刊誌メディアがお抱えにしていた探偵事務所から流れてきた・ヤサ帳・(住所録)です」
男は言った。
週刊誌は、事件当事者になった著名人に対して直撃取材を行うことが仕事のひとつだが、その際に必要になるのが自宅の割り出し、通称「ヤサ割り」である。
「かつてはルートさえ持っていれば簡単だった。本名と生年月日、旧住所などの基本情報が分かれば、現自宅なんて容易に割れますね。
探偵に依頼し、その探偵が”情報屋”と言われる警察関係者や役所関係者に頼んで”紙”(住民票や戸籍)を挙げてもらう。あるいは、知り合いのヨゴレ弁護士に頼み、債権債務の取り扱いという名目で対象者を調べさせることもあります」(元週刊誌記者)
探偵を間に噛ませるのは、「法的にはグレーゾーンだから」(同記者)。それらのファイルは日々更新され、探偵事務所で管理されているという。
「法規制された今は事情が変わり、情報屋が確保できない。5~6万円で1つの住所が割れれば良い方。だけど、データを集めてまとめている探偵がいるってことです」(前出探偵関係者)
まとめ
スクープの裏には、こうしたデータの存在があるようだ。
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