きゃりーぱみゅぱみゅ 謎の「ヌード写真集オファー」を追う

エロイメージはないけど(公式プロフィールより)

きゃりーぱみゅぱみゅ
謎の「ヌード写真集オファー」を追う

デビュー当時の人気には翳りが

一部芸能マスコミの間でここのところ密かに囁かれていたのが、「きゃりーぱみゅぱみゅのヌード写真集」だ。

出版が決定したという話ではなかったものの、具体的なカメラマンの名前が出たり、出版社を伴って「企画が進行中」といわれていた。過去、こうしたウワサが聞こえた後、実際に出版された写真集はたくさんあるが、その後は実現に向かったという話はない。結局噂にすぎなかったのだろうか。だがそうとも言えなそうな情報がある。

きゃりーぱみゅぱみゅは数年前から人気凋落が明らかで、CDセールスも下落。シングル曲の初動が以前は1万枚を超えていたのが、2年ほど前には4千枚を切るほどに落ち、新曲がダウンロード配信のみとなったりした。そもそも、きゃりーの人気は「2013年をピークに右肩下がり」ともいわれており、これは東京・原宿を聖地とした「KAWAii」カルチャーが世界発信されたとき、そのストリート・ファッションの象徴になっていたことが大きい。

2~3年の早いサイクルで終わる若者文化の流行り廃りで出てきた者は、ブームが終われば「オワコン化」しやすい。いまや東南アジアでも「KAWAii」は過去のキーワードになってしまっているため、あっという間にきゃりーぱみゅぱみゅのド派手ファッションが「ダサい」ものになってしまった。また、売り出されたときに「北欧で人気が爆発している」などと、およそ事実ではない話を盛りすぎたことも、その後の凋落をより印象付ける感じになっている。

あるときは黒髪ストレートのイメチェンで巻き返しを模索していたが、その迷走はSNSでの発言が突然鬱っぽくなってみたり、「かまってちゃん」風だったSNSにも表れ、不思議系アイドルとしてのキャラ設定もブレ、なお落ち目のイメージが強くなった。昨年、高畑充希がCMで歌っていたことに便乗し、X JAPANの「紅」を熱唱する動画をアップしたとき、ここぞとばかりに「ヘタクソ」と叩かれた。

歌が下手かどうかよりも、きゃりーぱみゅぱみゅの存在が叩きやすい対象になっていたからだろう。バラエティ番組でのトークでも冴えていれば新たな活路も見えたが、そうしたスキルも見えず、以前より規模の小さくなった全国ツアーで食いつないでいる印象だ。

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