田中邦衛「死亡説」でテンヤワンヤガセ情報の出処
自宅に続々集まる記者
その時……
映画「仁義なき戦い」シリーズやドラマ「北の国から」で知られる田中邦衛さん(86)に驚きの事態が降りかかった。4月16日昼過ぎ、ワイドショーとスポーツ紙の記者の間で「死亡説」が駆け巡ったのだ。
「今回はメディア各社が裏取りに必死でしたよ。実は、この手の死亡説は関係者が嘘をついて発覚を遅らせようとするなど、意外と裏取りが難しい。今年3月にショーケンこと萩原健一さんが亡くなりましたが、二転三転してようやく『ガチ死亡』が確定したほどでしたから」(芸能記者)
芸能人の死亡説は時折流れるものだが、今回の情報の出どころはどこだったのか。
「長期間公の場に姿を現さないため、自然と話が出たのでしょう。田中さんは10年公開の映画『最後の忠臣蔵』以降、俳優業から距離を置いています。公の場に姿を見せたのも12年の地井武男さん(享年70)のお別れ会への出席が最後です」(芸能関係者)
そのため14年頃から健康不安説が囁かれていた。
「15年の夏には高熱を出して入院しました。回復したものの歩行困難になり、老人ホームに入居しました。それから2年間、車椅子生活をしながら退院に向けてリハビリに励んでいると報じられましたね。18年には自宅に戻ったと言われています」(同上)
ここ数年は認知症説が流れたと思いきや一転して復帰説が出たりと、情報は錯綜。本人および事務所が一切近況を発表してこなかったためだ。
「今回メディアはてんやわんやでしたよ。その日、田中さんの自宅にはスポーツ紙やワイドショーなどの記者が続々と集まりました。NHKの記者まで取材に動き、現場は騒然となりましたね。というのも、田中さんの娘さんがワシントン支局長だからです。自局で裏取りできるにもかかわらず取材をしているということはガチなのか……と深刻な空気が流れました」(芸能記者)
事態が動いたのは夜7時過ぎ。田中さんの妻が取材対応に現れたのだ。
「『主人は生きてますけど』と全否定し、ガセが確定しました」(同上)
早くファンの前で、元気な姿を見せて欲しい。(狩野玖太)
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