高橋英樹&真麻お笑い事務所へ移籍 裏にあるカネの話

高橋英樹&真麻 お笑い事務所へ移籍 裏にあるカネの話

事務所も「おいしい」

理想の親子ランキングなどで、必ず上位にランクインする好感度抜群の父娘タレントの高橋英樹(74)と高橋真麻(37)。
真麻は、フジテレビを退社しフリーになった2013年の4月から父・英樹の実質的な個人事務所であった家族経営のアイウエオ企画に所属していた。
「現在の所属タレントは英樹と真麻だけで、元女優の母が実質の代表。事務員やマネージャーなども年配の方が多かったそうで……普通の会社だったらとっくに定年している人達の集まりだったようですから、どこかのタイミングで会社を畳んで移籍するというプランは真麻がフリーになった段階からあったそう。それにしても移籍先にはビックリしましたね」(芸能関係者)
好感度も抜群で、英樹は超大御所俳優でバラエティもこなし、真麻は持ち前の高いアナウンス技術とバラエティ対応力でフリーアナ戦国時代のなかでは大成功といえる活躍をしている。 本人達がその気になればどんな大手事務所でも即移籍出来るはずだ。
しかし、移籍先に選んだのはグレープカンパニーという、歴史も浅い芸能事務所である。
「ご存知、サンドウィッチマンがM-1グランプリ優勝で大ブレークした後に、元マネージャーだった現在の社長と若手芸人を引き連れて2010年設立した事務所です。現在サイドウィッチマンは、数々の好きな芸人ランキングでもBIG3やダウンタウンなどを相手にせず1位となっています。他若手数組もブレークしていますし、まさに注目の事務所ではありますが……あくまでお笑い事務所というポジションですね」(芸能関係者)
グレープ社を選んだ理由とは何なのか。真麻とサンドウィッチマンは『バイキング』(フジテレビ系)で長い間、火曜日のレギュラー同士、もともと事務所の場所も近くにあり、グレープの社長とも良好な関係だったようだが。
「グレープ社は、大手に比べてタレントへのギャラ払いの比率が高くて有名です。大手に行ったら良くても6割払い程度ですが、グレープ社は8割の取り分比率を提示したそう。高橋親子が所属する事で事務所に“ハク”が付きますし、仕事もますます増えるでしょうから、その比率でも充分ペイ出来るという判断だったのでしょう。高橋親子からしても個人事務所時代とあまり変わらないウマすぎる条件ですよね」(民放局プロデューサー)
事務所サイドにはこんな思惑もあるという。
「まもなく10周年を迎える事務所は、お笑い部門は完全に軌道にのっているわけで、ここから俳優部、キャスター部なども稼働させていく目論みだったようです。まさに高橋親子はその中核に据えるのに適任ですよね」(同前)
高橋親子にしてもグレープ社にしても、まさに願ったり叶ったりの今回の移籍。それにしてもやはり、芸能界はカネの思惑次第というところだろう。(瀬戸ジーニアス)

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