【ジュリー】ファン離れの裏で「富豪おばちゃんと密着交際」説

【ジュリー】ファン離れの裏で
「富豪おばちゃんと密着交際」説

まさか……枕も?

昨年10月に「客が満員じゃない」という身勝手な理由で公演を当日ドタキャンした沢田研二が、そのときの会場より座席数の多い日本武道館で3日連続の公演を行なった。1月19~21日、まるで騒動を逆利用したような満員御礼だった。

何しろ熱烈なファンが「空席があったらジュリーが機嫌悪くする」とチケットを買い支え。満員コンサートにしては不自然に直前、ネット上で「チケット差し上げます」の文言が飛び交った。

一部では「客の4割が関係者」などという報道もあったが、場内の様子を見た限り、さすがにそれはないが、「友人に誘われ初めてジュリーのコンサートに来た」という人がやたらに多かったのはたしかだ。

実のところ、もともと沢田には必要以上にチケットを買う熱烈ファンが複数いた。通称「ヨーコさん」と呼ばれる中年女性ファンは大会場のチケットを数百枚も買い、ちゃんと当日来てくれる人にそれを配って席を埋める活動していたことで知られる。

「でも、もう70代になるヨーコさんは高齢のせいか、最近はチケットを配りきれずに、空席を作ってしまっていたんですよ」とファンサークルを主宰する50代の女性ファン。

「だからジュリーが怒ったのは、チケットが売れていないことじゃなく、チケットが売れているのに客が入っていないこと、だと思います」

ドタキャン時、沢田は「9千人入ると聞いていた観客が実際には7千人だった」と激怒。その差がヨーコさんのような買い支えの分だったのだろうか。
ただ、ドタキャン当日の会場前では怒るファンの姿はまったく見えなかった。ネット上では、地方から高い交通費を払って会場へ訪れたファンのショックなどが見受けられたものの、現場では中止を伝える関係者に詰め寄る人もなく、黙って駅に引き返していたというファンは「最近のジュリーは過去のヒット曲を歌わないから、いま来ているファンは根強く応援する人だけ。だから中止を聞いても、体調不良なのかと逆に心配したほど」と言っていた。

こうした根強いファンに支えられる沢田は昨年の全国ツアー66公演を展開。近年、集客に苦戦した往年の歌手は複数で集まって開いているほどだから、むしろ大健闘している方だった。それも自己流を貫き、宣伝になるテレビ出演を断ってのものだ。

我が道を行く頑固なアーティストとしての姿勢は、コンサートで2時間半を休みなしに歌うところにも表れているのだが、一説にはヨーコさんのような強力なタニマチ的ファンとは、ジュリーが個人交遊しているとのウワサもある。

「ワガママな全国ツアーも、太客のご機嫌を取っていればこそなので、枕営業みたいに悪く言う人もいるとか」と前出女性ファン。

往年のファンに無理させているようにも見えてしまうが、結果として武道館3日間はヨーコさんのような買い支え客を大量増産したわけだから、同じCDを大量買いするアイドルオタクにも負けない熱だ。

それは数千万円を損して世間からのバッシングされてもワガママを貫く破天荒なロッカー然としたジュリーの常識が通じない魅力があるからこそ、なのだろう。(片岡亮)

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