「紀州のドンファン」もハマッた交際クラブは “落ちこぼれタレント” の墓場

「紀州のドンファン」もハマッた 交際クラブは 落ちこぼれタレント の墓場

200万円で”本番あり”

「グラビアアイドルなんて、事務所からもらえる給料は5万円前後が平均ですよ。雑誌に出ても撮影謝礼は2万円前後だし、その半分は事務所に入る。食っていけないからキャバクラをやるんだけど、人目があるし、バレたらまずい。ここ数年は恵比寿や西麻布のラウンジで働くケースが多い。でも、結局、不特定多数のお客さんがいる場ではバレてしまう。そんなときに重宝されるのが交際クラブです」(芸能関係者)
芸能人は少しくらいテレビに出たくらいでは食っていけない。特に、弱小プロダクションに在籍するグラビアアイドルの貧困は顕著だ。たとえば、巨乳グラビアアイドルのTや、元お騒がせタレントのSはかつて都内屈指の交際クラブに登録していたと言われている。
「それらの交際クラブは男性会員のランクにもよりますが、入会金は10万円~100万円。業者は男性会員のランクに応じて、女性会員を紹介。女性会員は20代から30代のパパ活女子大生、割り切った交際を求める有名企業OL、キャビンアテンダントなどです。5月に亡くなった紀州のドンファンこと野崎幸助氏も会員でした」(交際クラブ関係者)
実際、どのような芸能人が在籍しているのか。
「ちゃんとアルバムがありますよ。ウチは年会費50万円以上でプラチナ会員になれるのですが、特典として“冠付き”(芸能業界で仕事をしている子)を紹介してもらう権利がもらえる。もちろん、本当に彼女たちとエッチありで一晩を過ごそうものなら200万円以上はしますけどね」(同前)
AV女優はもちろん、有名アイドルグループのメンバーが名を連ねていることもあるという。
「芸能事務所からの要請で『仕事が取れないなら稼いでこい』と半強制的に売れない芸能人が送り出されるケースもありますね。でも、女性にとってはそれなりにリスクがある。男性会員の中には、売れてから関係を切ろうとすると『切るならバラすぞ』と脅すような不届き者もいます。それが発覚した時点で会員として失格にし、警察に相談しますけど」(同前)
当たれば天国、外れれば地獄ーー。グラビアアイドルは今日も過酷な日常を生きているのだ。

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