ヌルいノミネートに喝ッ! ナックルズ的裏流行語大賞【1】

今年ノミネートされた流行語 - 画像は公式サイトより

全然知らない言葉もノミネートされてるのは気のせい?(画像は公式サイトより)

ナックルズ的裏流行語大賞【1】『ハッピー米山』

JDじゃなく人妻を狙うべきだった

当たり障りのない言葉しか選ばれず、なんなら30語のノミネートを埋めるために、大して流行もしていない言葉まで選ばれる、「新語・流行語大賞」。実際、「ご飯論法」とか「グレイヘア」なんて、いつ誰が言っていたんだ? 選考から抜け落ちたヤバくて不謹慎な言葉こそ、世相を反映していたんじゃないのか?
ということで、そんな言葉を拾い集め、言葉が生まれた経緯や騒動の真相、当事者たちのその後を追っていこう。
まず取り上げるべきは、「ハッピー米山」である。
4月16日、新潟県知事であった米山隆一氏の女子大生買春行為が『週刊文春』によって報じられる予定であることを受け、米山氏は記者会見を開いて、記事にある概ねの事実を認めた。進退については明言を避けたが、支援者たちとの協議の結果、18日に知事を辞職することを表明したのだった。
「(金銭を渡して)歓心を買おうと思った。それによって、より好きになってもうらおうと思っていた」
と会見で釈明した米山氏。独身であっただけに、恋愛も出会い系サイトの利用も自由だが、女性に金銭を渡していたことは、やはり知事としてはマズかった。
この米山氏が利用していた出会い系サイトが「ハッピーメール」だったことから、「ハッピー米山」と呼ばれるようになり、ネットの世界でオモチャにされたのだ。
「17年、天下りあっせん問題で文部科学省事務次官を退官した前川喜平氏が、文部科学審議官だった15頃から歌舞伎町の出会い系バーに頻繁に出入りしていたことが報じられ、その出会い系バーの店名が『ラブオンアビーチ』出会ったことから、“ビーチ前川”と呼ばれていたとの同じパターン。ハッピー米山の登場に“ビーチ前川”も検索ワードとして急上昇しました」(夕刊紙記者)
ちなみにハッピーメールは、出会い系サイトの老舗だが、男女ともに多くの利用者が援助交際目的。援デリ業者(素人を装って登録しているが、実際は売春あっせんを行っている業者)の巣窟でもある。出会い系サイトに詳しいフリーライターはこう言う。
「もちろん中にはガチで出会いを求めるユーザーもいます。特に、既婚者が既婚者として登録できる数少ないサイトの一つで、人妻系にはガチが多い。彼女たちは純粋に遊びたい、恋がしたいという目的での理由ですが、家庭を壊したくはない。なので金銭を要求されることも少なければ、バレるリスクも少ないので、米山氏は女子大生ではなく人妻を狙うべきでした」
現在は、地元・魚沼市の実家の精肉店の手伝いをしながら、「WEB RONZA」などの言論メディアに寄稿。今も、政治への情熱は消えず政界復帰を虎視眈々と狙っているという。(でんぱた豊作)

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