「ギター侍」羽田陽区は、今や9割以上が低評価を押す底辺ユーチューバー
金儲け目当てはほぼ失敗
今月1日、お笑いコンビ「キングコング」の梶原雄太が、カジサックとしてユーチューバーデビューを果たした。なんでも2019年末までにチャンネル登録者数が100万人を超えなかったら芸人を引退するそうで、その進退に注目が集まっている。
梶原のように、最近ではユーチューバーとして活路を切り開こうとするお笑い芸人も多い。だがしかし、そのほとんどは、底辺ユーチューバー以下の悲惨な結果に終わってしまっていることが多い。
例えば、かつて“ギター侍”として一世を風靡した波田陽区。彼は6年前からYouTubeへの動画投稿を行っているのだが、そのチャンネルの登録者数はわずか2000人弱という不人気っぷりだ。実際、投稿している動画もマジでつまらないため、怖いもの見たさで見る人がほとんどらしい。再生回数15万回で、高評価300弱、低評価3300強なんていうおぞましい動画も存在している始末である。
謎かけで大人気となったねづっちも、ブームが去った後の2014年に『ねづっちチャンネル』を開設し、ほぼ毎日謎かけ動画の投稿を行っている。実際、彼の謎かけの力は本物なので、割と見ごたえはある。が、残念なことに人気はいま一つで、チャンネル登録者数は8000人程度、再生回数も精々1000回という微妙なレベルだ。
とあるユーチューバー業界の関係者は、お笑い芸人がユーチューバーとして成功しない理由をこう分析する。
「彼らがユーチューバーになる理由って、多くの場合は金儲けなんですよね。ですが、ネット上の住民って儲けようって人に厳しいじゃないですか。そういう金儲けや売名といった下心が透けている人って、ネットでは歓迎されないんです。
そういう意味で言うと、ヒロシなんかはうまく成功していますよ。あの人はキャンプの動画上げてるんですけど、ド派手なテロップとかもないですし、何なら本人の顔もあんま出てこない。芸能人感がなくて、好きが高じて動画上げてる感じがする、まさにネットで好かれるタイプですね」(ユーチューバ業界関係者)
確かにヒロシのYouTubeチャンネルはすごい。3年前に開設されて以来、どの動画もコンスタントに1万回以上は再生されているうえ、チャンネル登録者数は25万人に達しようとしている。
カジサックもヒロシのように欲を捨てて臨めば、ユーチューバーとして大成し、芸人も辞めずにすむかもしれない。ただ、彼の投稿する動画は“一発当てたくて始めました”感がプンプンしているので、彼の芸人人生は来年末までかも……。
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