元TOKIOメンバー山口も?慰謝料や違約金で首が回らない芸能人

画像は元TOKIOメンバー山口

健康状態は良いと言われるけど…

メンバー、契約会社、事務所、ファン…謝っても謝り切れない悔恨

ちょっとした出来心で

今年4月、元TOKIOの山口達也が女子高生への強制わいせつ罪で書類送検されていたことが発覚し、大きな波紋を呼んだ。
山口は自宅マンションに女子高生を呼び出し、飲酒を勧めた上、無理矢理キスしたという。事件発生は2月12日だったにも関わらず、4月まで明るみに出なかったのは、ひとえにジャニーズ事務所という巨大権力のおかげだろうか。
現在は事務所との契約を解除し、入院しているとの情報がある山口。本人自身の健康状態もそうだが、他にも心配すべきことが、徐々に現実化してきている。そう、賠償金と違約金の問題だ。
山口が影響を及ぼしたのは、TOKIOのメンバーとして出演していた『ザ!鉄腕!DASH!!』や『幸せ!ボンビーガール』といった番組の再編集、ヤマト運輸のCMの放送中止に伴う撮り直し、「東京オリンピックアンバサダー」の広報物の作り直し…などなど。
賠償金と違約金の総額は、2億円とも3億円とも言われている。山口の餌食となってしまった女子高生が出演していたらしい『Rの法則』を放送していたNHKでも、担当者が賠償金の請求をほのめかした。
基本的に、違約金の支払い義務は事務所にあるが、慰謝料の類は本人に課せられるのが通例だ。事務所との契約を解除され、タレント生命が絶たれた山口に、果たして返済のアテはあるのだろうか。
また、不祥事による多額の賠償金が取り沙汰された芸能人としては、女優・高畑淳子の息子であり、元俳優の高畑裕太が思い出される。
高畑も山口と同じく、酒に呑まれたのが原因で事件を起こしてしまった。2016年8月、映画のロケ中に滞在したホテルで40代の女性従業員をレイプしたとして、強姦致傷容疑で逮捕されたのだ。
高畑にも当然、その映画を含む各出演作品やCMの撮り直し・編集費用が重くのしかかることに。さらには被害女性への慰謝料も加算され、発生した賠償金・慰謝料の金額は、億はくだらないとされる。
母親の財産で補える部分もあるだろうが、残りは自分で払っていかなくてはならない。職を失った高畑からすれば、途方に暮れるような現実だろう。
一方、酒ではなく恋に酔ってしまったのは、タレントのベッキーだ。2016年1月、ゲスの極み乙女。のボーカルである川谷絵音との“ゲス不倫”を『週刊文春』に暴かれ、世間の好感度はだだ下がりとなった。
ベッキーは当時、10社ものCM契約を抱える超売れっ子だっただけに、それらの降板・差し替え費用は3~5億円とも。川谷と賠償金を折半するのではないかという話もあったが、川谷はこれを拒んだらしく、ベッキーは一時期、所属事務所であるサンミュージックとの共倒れも危惧されたほどである。
唯一の救いは、ベッキーには山口や高畑とは違い、芸能界復帰の道が残されていたことだ。謝罪会見こそ歯切れが悪かったが、今ではすっかり、メディアで元気な笑顔を見せるようになっている。支払った賠償金の穴埋めのためなら、もう泣いているヒマなんてない?

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