ネット上で広がる「いけがmetoo」運動…池上彰は聖人ではない

「池上彰のニュースそうだったのか!!」キャプチャ

池上の番組に対する信用にも疑問符が?(画像はテレビ朝日公式HPより)

パクリ、ヤラセ、ねつ造…池上の被害に遭ったという人間が続出

実は子ども嫌い?

ジャーナリストの池上彰をめぐって、「いけがmetoo」と呼ばれる運動が巻き起こっている。
池上は元々NHKの記者だったのだが、『週刊こどもニュース』に“お父さん役”として出演し、子どもにもわかりやすくニュース解説を行ったことで一躍人気者に。その後フリーランスのジャーナリストとして独立してからは、『週刊こどもニュース』時代から発揮している解説の上手さを武器に、報道系の番組などで解説者として活躍している。
しかし先日、評論家の八幡和郎が、池上の番組から取材を受けた際に
「番組の方針で、番組では(取材した内容を)八幡さんの意見ではなく池上の意見として紹介しますがご了承いただけるでしょうか」
とスタッフから言われ、断固拒否したというエピソードを自身のTwitterにて明かしたのだ。
これを受けて、自分も同じ被害にあったと告白する有識者たちが続出。セクハラを告発する「#MeToo運動」にかけて「いけがmetoo」と名付けられたこの運動により、池上による意見パクリが明るみに出ることとなった。
実を言うと、池上の番組が問題となったのは、これが初めてではない。
2015年、フジテレビにて『池上彰緊急スペシャル』と銘打ち、韓国の反日問題を取り上げる番組が放送された。番組内では韓国の一般市民がインタビューで日本の印象について答えているのだが、とある女子高生の
「文化がとても多い。そして外国人が本当にたくさん訪れてくれるようです」
という発言に、
「嫌いですよ。だって韓国を苦しめたじゃないですか」
というテロップをかぶせていたことが発覚。反日という繊細な問題をいたずらにあおる内容だっただけに、大炎上する結果となったのだった。
そもそも今回の「いけがmetoo」自体、池上の番組内で政権批判をしていた“一般の小中学生”が、実は芸能プロダクション所属の子役だった、というヤラセ問題が発端となっている。ハッキリ言って、池上の番組の信頼性は、世間一般で考えられているほど高いものとは言い難いだろう。
また、実は池上は子供が嫌いだという噂もある。バカな子どもに何度も同じことを聞かれたくないから、『週刊子どもニュース』のお父さん役を務めたなどとも言われているが……。
幅広い知識を有し、それを分け隔てなく与えてくれる池上の行いは、聖者のそれに近いかもしれない。しかし、その実態は、決して聖者とは言い難いものなのかもしれない。

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