業界で囁かれる「この芸能人のVIP楽屋がすごい!」
芸能人に人気なのは日テレ
タレント・俳優など、バラエティ・ドラマの収録でテレビ局やスタジオに到着すると、まずは、各々に割り振られた控室、通称“楽屋”に入る。
出番まで、衣装に着替えたり、メイクしたり、またスタッフと打ち合せしたり、そして束の間の休息を取ったりと、芸能人にとって楽屋はなくてはならないスペースである。
各テレビ局などによって楽屋事情も様々だが、東京のテレビ局で比較すると芸能人に人気なのは汐留の日本テレビと言われている。
各局を行き来する売れっ子タレントのマネージャーにその辺りの事情を聞いてみた。
「汐留日テレは、単純にまだ他局に比べて新しいというのもありますが、日本庭園をモチーフにした和室があったりと、一風変わっていますし、他局よりも清掃やメンテナンスが行き届いていますよね」
流石、視聴率ナンバーワンのテレビ局、清掃スタッフの人員にも予算をかけられるといったところだろうか。
逆に、ここはひどいと業界人誰しもが言うのが、各民放キー局と比較するのは違うのかもしれないが、半蔵門のTOKYO MXだ。
「ローカル局ですから仕方ないのかもしれませんが、普通のビルを改造したような建物ですし、楽屋も、何か広いスペースを無理矢理に壁で仕切ったようなものです。
予算的に仕方ないのかもしれませんが、清掃などほとんどされておらずホコリだらけで、テレビの配線コード等がちらばっている、まさに学生アパートの部屋みたいな感じですね」(番組アシスタントプロデューサー)
各局共通するのが、通常の楽屋以外に、いわゆるVIP楽屋というのがある。
海外からの超大物や、時の総理大臣、そして超大御所俳優やお笑いBIG3など、まさに選ばれたVIPしか利用出来ない特別な楽屋である。
その中でも語り草となっているのは、やはりタモリ(72)の、「笑っていいとも!」のスタジオアルタの楽屋であろう。
「通常、楽屋というのは、番組のたびに毎回掃除して入れ替えて、また別のタレントが使うというのが常識となっていますが、当時のいいともの楽屋は、まさに32年間の間、ずっと同じ部屋を、荷物などもそのまま配置して使っていました。
後に様々なエピソードが公開されて有名になりましたが、テレビなど最新のAV機器は当然として、センスのある机や本棚など家具も揃い、まさにタモリさんの別荘の書斎という感じでした。
番組終了後にはスタジオ自体よりもその楽屋でスタッフ皆記念撮影していましたね」(同前)
長年続く色々な帯番組もあるが、このような待遇は後にも先にもタモリだけといわれている。
つい最近も、人気作家との大人の恋愛報道もあり、まだまだ健在を示したタモリ。
さすが、芸能界のキングオブキングというところだろう。(瀬戸ジーニアス)
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