2021年　コロナ禍過ぎたら『芸能界独立ラッシュ』再び⁉

2021年　コロナ禍過ぎたら
『芸能界独立ラッシュ』再び⁉

業績悪化のしわ寄せ

まさに今、芸能界は大地殻変動の真っ只中といわれている。
新型コロナで始まり、新型コロナで終わった2020年の芸能界だが、大きな流れとなっていたのは『芸能人独立ラッシュ』であろう。

「中居正広（48）や米倉涼子（45）などの超大物から中堅どころ、ましてや新人レベルの売れっ子まで独立ブームだった。よく『YouTubeやSNSなど事務所関係なく活動ができるのが大きい』などといわれているが、例えば中居なんてネットの活動を一切しておらず相変わらずテレビ中心でやっているので、ホントの理由はそこではない」（老舗芸能事務所役員）

芸能人の独立や移籍には、一昔前は『圧力』『妨害』は当たり前で、一定期間の活動を自粛させるなどのペナルティもまかり通っていたが。

「やはりあの『新しい地図』とジャニーズの件で公正取引委員会が間に入ったのが大きいのでは。何かと裏社会的な考えが横行していた昔の芸能界と違い、きちんと国の行政機関の監視のもとに活動できる環境になったことが大きな後押しになったのでは」（同前）

もちろん、独立してもマネージャーを雇ったり、実務的な作業が急増したり……大物や売れっ子であるほど、かえって大変なことも多い。