【危】半沢直樹『コロナ陽性スタッフ』発覚も一切報じられない怪
“スタッフ陽性”に触れないワケ
説明不要のモンスタードラマ『半沢直樹』(TBS系)。
まさかまさかの、ここに来て急ブレーキか。
全10話が予定されている半沢直樹、クライマックスに向けて盛り上がりすぎる展開に、誰もが『早く次が観たい』となっていた最中、放送が休止されたのだ。
「急遽の発表で、今月5日放送の第8話が1週間延期された。『コロナ禍で制作スケジュールに狂いが出た』と泣く泣く1週間延ばすということだったが、もともと大幅に遅れてスタートしたのに、何を今さらという声が多かった」(テレビ誌記者)
結局、その空いた放送枠には『半沢直樹の恩返し』という半沢出演陣のトーク番組を急遽生放送。
神奈川県のTBS緑山スタジオ内にある、東京中央銀行のセット内からの放送は、ドラマ本編以上に半沢マニアを喜ばせていたが。
「視聴率もドラマ本編並みの22.2%を記録。局側はホクホクだったらしいが、実は広報の今回のリリース自体に不審な点がある。なぜなら実際は番組スタッフのコロナ陽性が発覚したのにそれを一切公表していない。いくらなんでもマズイのでは」(同前)
あくまでTBS側の発表は上記の通りで “コロナ禍” を理由にはしているが、番組スタッフから陽性者が出たらそう具体的に発表すべきなのでは。
「一部夕刊紙などもスタッフ陽性を抜いていたが、何より系列である一般紙の毎日新聞も、web版で『半沢スタッフ陽性』と速報していたから間違いない。それでも局側広報も、ましてやその生放送でもその事実に一切触れないのは闇が深すぎる」(ドラマ関係者)
“主演・堺雅人の大手事務所が箝口令” 、“実は主要キャストが陽性” など、不可解な噂が飛び交っていたが真相はこうだ。
「連続ドラマは、特に半沢直樹ほどの大作であれば、スタッフは総勢200名ほどがスタジオ内外にひしめいている。そのうち実際のTBSの局員は1割にも満たない。下請けの制作会社や技術・美術会社のスタッフが陽性になっても、それは公表しないのがテレビ局の体質。何もTBSに限ったことはない」(民放局広報担当者)
出演者周りの外部スタッフの1人に陽性反応が出たが、あくまで厚労省の新基準では濃厚接触者には当たらないというが。
「『他局よりコロナ対策がずさんすぎる』というのがもはや芸能人の間でも常識化しているTBS。さすがに看板ドラマの俳優陣に陽性反応など出したらそれこそ各芸能事務所から出演拒否を言い渡されかねない。今回は、念には念を入れて撮影自体を3日止めて各所の消毒やチェック作業に費やしていた」(同前)
スタッフのコロナよりも “あれだけ至近距離で飛沫を飛ばし合う俳優陣の方が心配” という声もあるが……何はともあれ、あと3話、色々と期待しています!(瀬戸ジーニアス)
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