人気ユーチューバーねお ドロ沼事務所トラブルの舞台裏暴く

ユーチューバーのトップクラスであるヒカル(29)やラファエルもかつて所属していたユーチューバー事務所『VAZ』で、またまた退所トラブルが起きている。

10代女性インフルエンサー、ねお(19)の実母がその事務所を告発したのだ。

「ナックルズ読者層には馴染み薄いかもしれないが、とにかく10代からの支持が高い若者のカリスマ。歌手デビューも果たし最近では地上波バラエティにも多く出演している。今回の母の告発にねお自身も賛同しており、未成年の自分に変わって大人に任せたかたち」(ティーン誌編集者)

『これだけ稼いでいるのにギャラが少ない』『こんな契約書を交わした覚えがない』と、よくあるトラブルのようだが。

「YouTube業界に関わらず、テレビ界・芸能界にもよくありそうなこと。しかし、いまや同じ年齢層でいったらテレビタレントよりも登録者100万人レベルのユーチューバーの方が遥かに稼ぎが良い。ねおの場合は全SNSで500万人近いフォロワーをもち、YouTube以外でも広告案件の仕事を多数こなしていた。さすがにおかしいと勘付いたのでしょう」(同前)

年間で億近い売り上げがありながらねおの月給が30万という報道もあったが、そもそもYouTubeや多くのSNSは個人で始めるものが多い。

わざわざ事務所に所属したり、マネージャーを付けたりする必要があるのか。

「まさにその盲点をついたのが昨今のユーチューバーやインフルエンサーを扱う事務所。この御時世、若い素人がSNSでいきなり注目される。そういった人物を次から次へとスカウトし、広告案件などの仕事を多くやらせ高額なマージンを取る。まさにハイエナのような事務所が多い。世の中の仕組みを何も知らぬままブレイクしてしまった子供も多いですから、理解できないような契約書を盾にうまく言いくるめるのが主な手法。他にも反社系フロント企業のような事務所も多い」(他ユーチューバー事務所マネージャー)

もちろんすべての事務所がそうではないだろうが、VAZ社は前出の通りもともとは知名度の高い大御所ユーチューバーが所属した事務所。

なにかと若年齢層の信用を得るのは容易だったのでは。

「その辺りを察知してか、VAZ社とケンカ別れしたといわれているヒカルが今回の告発騒動に参戦。緊急動画をUPし後輩ねおを心配して肩を持つとともに、その古巣のVAZを糾弾。自ら『感情的になっている』としVAZ社の闇を突いていくヒカルの姿勢を見る限り、ねおサイドの方に分があるのでは」(同前)

VAZ社も公式サイトのトップページで反論文を掲載しているようだが……動画サイトやSNSが全盛のこの時代、今後もこういったトラブルは増える一方かもしれない。( 狩野 玖太)

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