元AKB主要OG　コロナチャリティー復帰も「完ムシ!?」

全盛期の頃が既に懐かしい(インスタグラムより）

【辛い】元AKB主要OG コロナチャリティー復帰も「完ムシ!?」

比較されるはやはり乃木坂

地に落ちたアイドル、といったら言いすぎかもしれないが、かつては国民的アイドルグループとも言われたAKB48。

今回、国家危機ともいわれる深刻すぎるコロナ不況のなか、そんなAKBもジャニーズや他大手事務所のようにチャリティ活動を始めたようだが……。

「チャリティーソングを公開している様々なアーティストに乗り遅れるなと、AKBも先月22日に、まずは先行して『離れていても』のMVを公開。今月には配信リリースするそうだが、ここに大きな仕掛けがあった」（スポーツ紙アイドル担当記者）

コロナ禍で、各自バラバラの撮影となったようだが、何と今回のMVには卒業したレジェンドメンバー達も参加しているのだ。

前田敦子に大島優子、タカミナにコジハル、篠田真理子や板野友美、そしてAKB史上最大の成功例と言われる指原莉乃という、そうそうたるメンツが顔を揃えたのだが……。

「MV公開時には、各スポーツ紙がそれなりに取り上げていたが、正直、全然話題になっていない。運営側は、そこから各ワイドショーなどが取り上げてくれるのを目論んでいてOGのコメントも出せるように準備もしていたそうだが、何せどの番組も芸能枠は渡部不倫と手越退所でギッチリ。いくらOGが豪華参戦したところで、所詮は完全落ち目のAKB。とてもじゃないけど枠を割くに値しない」（情報番組プロデューサー）

そしてこの手法、実は同じ “秋元組” の乃木坂46が、すでに行っていたのだ。

「乃木坂は先月24日にチャリティーソングの『世界中の隣人よ』のMVを公開。こちらも卒業組が大量出演していたが、各スポーツ紙は当然のこと、コロナニュースだらけのワイドショーのなかでも、その延長線上のような扱いで取り上げられていた」（前出記者）

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もちろん、今の勢いや人気は、AKBと乃木坂では比べ物にならないほど乃木坂の圧勝状態なのは誰しもが理解するところ。

そして、現状の力差以外にも、乃木坂の方が話題になりやすいある武器があったという。

「参加している乃木坂OGには現役局アナの市來玲奈（日テレ）と斎藤ちはる（テレ朝）もいるのです。チャリティーソングのMVに卒業生でもある局員が参加しているというのは、局にとってもイメージアップ。日テレとテレ朝は当然のごとく各番組で取り上げていましたね」（前出プロデューサー）

もしAKBの卒業生にも民放キー局の現役アナウンサーがいたら、形勢も少しは変わったかもしれないが……数年前なら判らないが、今では『AKB卒業生』なんて肩書き程度では、採用するテレビ局は地方の独立局くらいか。（ 狩野 玖太）