【怪しい】「偽善」と呼ばれる24時間テレビ チャリティーの真相

24時間TVキャプチャ

今年も涙涙涙、でしょうね(番組公式ホームページより)

【怪しい】「偽善」と呼ばれる特番 24時間テレビ これがチャリティーの真相

「あんな偽善番組は大っ嫌いだ」

今年も8月25日に放送される毎年恒例の日本テレビ系『24時間テレビ 愛は地球を救う』。なんと今年で41回目という夏の風物詩でもあるが「まだやってるの?」という声が多いのも事実。
そして、この時期いつも盛り上がるのが、チャリティーをうたっている番組の出演者たちにギャラが支払われるのか、という論争だ。
「結論から言いますと、確実にギャラが支払われます。この番組は募金を集めるために人気タレントの出演が必須です。出演するタレントは、それらの広告塔となっているわけですから、その対価を受け取るのは当然ですよね。もちろんそれは募金から出ている訳ではないですけど」(番組関係者)
一部報道によると、例えばメインパーソナリティーを務めた嵐やTOKIOなどのジャニーズ勢のギャラは推定5000万円とも言われている。あくまで局から事務所へ支払われる額だが、物凄い金額になる。
「嵐クラスになると、この金額はけして美味しい額ではないですよ。実際に放送前夜から局周辺のホテルに陣取り、土曜の昼から宣伝のために番組をハシゴし、結局30時間以上は稼動しないといけませんし、何といっても事前のロケや企画参加などの活動日数を考えたら、通常のゴールデンの番組よりも半額以下の計算となりますからね」(事務所関係者)
歴史と伝統のある、局を代表する番組ではあるが、そもそもこのような企画自体が日本テレビの「金儲けの悪巧み」と揶揄する声も多い。
「チャリティーで、短期間で募金を集めるのが大目的の番組ですが、やはりイメージが良いため、日本を代表する名だたるスポンサーが沢山付きます。当然、日テレ側にはこの番組だけで莫大な広告料収入があります。24時間のうちの半分はCMが流れてるんじゃないの? なんて声があがるほど。それなのに、タレントに支払われる額もチャリティをタテにして、メインMC陣も普段のギャラよりは分が悪く、そしてその他大勢のひな壇タレント達はディスカウント料金的な扱いで格安で出演している人が多いですよ。障害者などの出演者は、必要経費分しか支払われず、実質ノーギャラが多いようですが」(芸能記者)
しかし、この番組によって何億という金額を募金しているのも事実ではあるので、すべてを批判することは出来ないが、結局、テレビ局がイメージの良いチャリティーを金儲けの手段として利用しているだけではないのだろうか。
この番組にはビック3(たけし、タモリ、さんま)は出ないことで知られているが、ビートたけし(71)がかつて自身のレギュラー番組オールナイトニッポンで放った言葉を紹介したい。「あんな偽善番組は大っ嫌いだ。誰がなんと言おうと俺は絶対出ないから」
まさに、そういうことなのだろう。(瀬戸ジーニアス)

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